2007-05-09 第166回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
平成十二年度から実施しました前対策では、成果としましては六十六万二千ヘクタールの農用地で農業生産活動が継続をされまして、水路、農道等の共同管理作業の平均回数がそれまで年一・六回だったものを三・二回に増加するという成果ももたらしております。
平成十二年度から実施しました前対策では、成果としましては六十六万二千ヘクタールの農用地で農業生産活動が継続をされまして、水路、農道等の共同管理作業の平均回数がそれまで年一・六回だったものを三・二回に増加するという成果ももたらしております。
また、本制度を実施していただいております市町村及び集落協定代表者を対象といたしました調査の結果として、その九八%で耕作放棄を防止する効果があるという答えが得られておりますほか、九割以上の集落で、耕作放棄の防止に向けました農地や水路、農道等の共同管理作業が活発に行われている結果となっております。
この十町歩というものの集団化の度合いがどの程度であればよろしいかというのが御質問の要点であろうと思うのでございますが、この点につきましては、すでに御説明したかと思いますが、必ずしも連続した集団地の形成を意味するわけではないという考えでございまして、今後共同防除あるいはそのほかの共同管理作業が行なわれる場合に、一つの機械を効率的に利用し得る程度にまとまった地域を考えておるわけでございまして、たとえばスピード・スプレーヤー
されております集団の度合いという言葉で表現しておるわけでありますが、集団化とは、必ずしも十町歩の樹園地か同一の場所に密着し連続した一かたまりの団地となって所在することを要件とするものではないのでありまして、樹園地か数カ所にある程度分散して配置されておりましても、これら数カ所の樹園地のすべてにまたかって同一の果樹園経営計画か作成され、また、これらの果樹園の分散の程度が、なおこれらについての共同防除その他の共同管理作業