2020-03-18 第201回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
土地の共同所有者を訪ねて被災自治体の職員が全国、海外までも問い合わせ、一つ一つを特定していったことは、少ない人員と忙殺される業務の中で想像を絶する苦労だったと思います。それは個人の財産権を尊重する思いでもあり、改正案がこうした被災自治体の努力に報い、今後の災害リスクと被害を減らすために資するものであることを強く望むものです。 以上述べて、討論を終わります。
土地の共同所有者を訪ねて被災自治体の職員が全国、海外までも問い合わせ、一つ一つを特定していったことは、少ない人員と忙殺される業務の中で想像を絶する苦労だったと思います。それは個人の財産権を尊重する思いでもあり、改正案がこうした被災自治体の努力に報い、今後の災害リスクと被害を減らすために資するものであることを強く望むものです。 以上述べて、討論を終わります。
被災地で最も苦労したのが、土地の共同所有者の了解を取付けするために全国を捜さなければならなかったことです。石巻でも、青森、北海道、九州、また海外もあったということであります。今回の議題にもなっている登記の問題でも、登記がされていないために、相続人をたどっていくと家系図がA3の紙二十枚分もう延々と残っている、そういうケースもあったと聞きました。
ここに座っているのが、私に訴えを持ってきた共同所有者の一人である米田重信さんであります。訴えどおり、収用の対象になっていない部分を含めて、勝手に樹木が伐採され、墓石が積み上げられておりました。皆さんのお手元にも資料をお配りしておりますが、その四枚目に、私が調査をしたときの写真を添えております。ここには、私が二十基以上積み上げられた墓石を調べているところが写っております。
○小沢(和)委員 長々と答弁をいただきましたけれども、要するに、共同所有者やらほかの立木の所有者とか、そういうような関係者の了解を受けたり、あるいは契約をしたからということなんですけれども、肝心のその共同所有者の一人である米田さんには一切連絡をせず了解を受けておらない、そこが一番の問題なんです。
○安仁屋参考人 広告塔の設置につきましては、当該ビルの共同所有者たる公団と、それから青朋ビルが設置を認めることによって可能になるということでございます。それから設置費用等につきましては、広告の設置者がすべて負担する。それから、いろいろな法規の制約がございますが、そういった手続をやるのは当然広告塔設置者、そういうことになっております。
やはりそれは何というか、それがあなたは共同所有者のうちの一人のことを考えていらっしゃるのかもしれぬわね。そうしたらそれは中に自分が入っているから、だから、よろしゅうございます、私受けましょうということで、その時点で、全員とその男との間に契約が成立したというふうに見れるだろうけれども、管理会社である第三者がなった場合に、そこへ意思表示しなければ、それは管理契約が成立する余地がないでしょう。
その訴えの原告は、管理者または共同所有者の全員であるということになっておりますが、ただこの訴えを起こすことを集会の決議で決める場合は、これは全員の賛成がなくても、四分の三の多数決で訴えの提起が決し得るわけでしょう。恐らく当該の契約をしたところの区分所有者は、その集会の決議に反対をする可能性も考えられますね。
したがって、このケーブルの上には共同所有者と、それから破棄し得ない使用権の使用権者と重なって存在するということになるということも想像できる次第でございます。