1986-11-21 第107回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号
そして中庸といいますか、中間路線に世界共同体理念だとかあるいは相互依存といったことを非常に強調する考え方があるわけです。 そうだとしますと、アメリカのレーガノミックスの援助政策というのはこういうふうな左上の方に属するわけです。それに対しまして、いわゆるUNCTADの政治経済学といいますか、新国際経済秩序を樹立しようという南の声というのは、これは右下の方に属しているわけです。
そして中庸といいますか、中間路線に世界共同体理念だとかあるいは相互依存といったことを非常に強調する考え方があるわけです。 そうだとしますと、アメリカのレーガノミックスの援助政策というのはこういうふうな左上の方に属するわけです。それに対しまして、いわゆるUNCTADの政治経済学といいますか、新国際経済秩序を樹立しようという南の声というのは、これは右下の方に属しているわけです。
それからもう一点申し上げますと、結局世界共同体理念といいますか、地球中心モデルに立って考えますともっとグラントをふやしていく必要はもちろんあるわけですけれども、ただ地球中心モデルということを考えた場合に、やはりあくまでも援助をする国のことを考えていかないと実際には援助は成り立っていかないのじゃないか。
あるいは答申の中に出てきておる共同体理念、その共同体理念の中には国とか、あるいはなくなっている家族とか、そういうものが入っておるんですが、指導実践要綱案の内容を見ておっても、私は昔の危険なやっぱり共同体概念、あるいは上から押しつけるという教育方法の面があるように私は見てきた。