1982-07-14 第96回国会 衆議院 法務委員会 第23号
先ほど井上参考人はストラスブールの条約をお引きになりましたが、これはヨーロッパ共同体内部における約束でありまして、御存じのように、ヨーロッパ共同体は風習、経済的な関係等々非常に密接な関連がございますので、他の世界の諸地域とは違って、相互の犯罪解明に関する協力をかなり強力に進めることができるような方向を歩んでおりますが、わが国やアメリカ合衆国のように、それぞれ違った圏内を形成するもので考え方が違ったりあるいは
先ほど井上参考人はストラスブールの条約をお引きになりましたが、これはヨーロッパ共同体内部における約束でありまして、御存じのように、ヨーロッパ共同体は風習、経済的な関係等々非常に密接な関連がございますので、他の世界の諸地域とは違って、相互の犯罪解明に関する協力をかなり強力に進めることができるような方向を歩んでおりますが、わが国やアメリカ合衆国のように、それぞれ違った圏内を形成するもので考え方が違ったりあるいは
もう金を惜しまぬで、自国における食糧の自給度の向上並びに砂糖の生産増強とか、あるいは共同体内部における食糧や砂糖の生産確保をみんなやっておるわけですが、日本だけが価格政策の失敗で自給度がどんどん後退する。それにもかかわらず、これに歯どめをかける気もないし、挽回する気もないというのはおかしいじゃないですか。そうじゃないですか。 これは宮下主計官もよく肝に銘じてもらいたいと思うんです。
こういう石炭と鉄鋼の共同体をつくっておったヨーロッパの、しかもベルギーというああいうそう大きくない、わりあい安定をしておると思われておった国で暴動が起こるということは、これはやはりヨーロッパの石炭の情勢も、私たちが当初考えておったよりか相当に深刻になってきたんじゃないか、いまあなたが御指摘のように、石油なり天然ガスに相当押されてくるということになると、共同体内部においても、これは減産傾向というものが