2016-04-18 第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第6号
それから、少し後の四月十日には、兵庫県神戸市の六甲断層で同じく、マグニチュード四・三、三・五程度ですけれども、地震が発生しております。ある意味、学者は、この地震がひょっとしたら熊本に影響しているのではないかというようなことをおっしゃる方もいるわけであります。
それから、少し後の四月十日には、兵庫県神戸市の六甲断層で同じく、マグニチュード四・三、三・五程度ですけれども、地震が発生しております。ある意味、学者は、この地震がひょっとしたら熊本に影響しているのではないかというようなことをおっしゃる方もいるわけであります。
野島断層が今度神戸側に移って、芦屋断層とか五助橋断層とか六甲断層とかというところにばっと行くわけです。そして有馬—高槻構造線というところに行く。だから、あの地震で検証されていることは、震源地があって、野島断層があって、神戸の地下の断層に移って、そして高槻方面にまで波及した。三つの段階が五秒ごとの差であって連続して起こった、こう言われております。
○中島(武)委員 先生先ほどのお話で、要注意の断層として六甲断層を指摘された。これに対して、先生方がいろいろ指摘をすれば、政治の側というのは当然それを取り上げてそれに対する対策をとるというのが本当なんですけれども、実はそうはなっていなかった。そういう先生方の研究と、それから政治のずれですね。これについてどんな御感想をお持ちか。
○松田参考人 系とか帯とかというのは何か一まとめにしたときに使うので、実際には何本もあるのですけれども、まとめ方ですから、六甲のところだけまとめて六甲断層帯と言ってもいいし、あるいは高槻もそばにありますので、有馬―高槻―六甲というふうに一括して何とか断層帯と言っても、系と言ってもよろしいです。
と申しますのは、余震が既存の六甲断層系に沿ってのみ線状に集中しております。もし伏在断層があるとすれば、平野部でも余震の線状分布というのが見られるわけですが、それが見られないということが根拠の一つでございます。
○説明員(加藤碵一君) 野島断層は全体としまして有馬・高槻・六甲活断層系と呼ばれるものの一部でございまして、有馬・高槻・六甲断層群自体は全体としてBクラスと従来言われております。このA、Bは、先生御存じかと思いますが、千年間に一メートル程度以上動く場合にAクラス、それ以下を一応Bクラスということにしております。
この高槻−六甲断層帯以外に、日本では、伊那谷断層帯、国府津−松田断層帯、富士川断層帯、糸魚川−静岡構造線断層帯、こういうところではもう神戸の直下型と同じぐらいのものがいつ起きても不思議でない、こういうわけでありますし、そういうことを考慮しながらやっていただきたいと思いますが、このことを、国土庁だけでなくて、実際に高速道路をつくったり直轄国道をどんどんつくったりする建設省にも同様の質問をしたいと思います
そこで、この地震を契機といたしまして、安全な国土づくりというものを図っていただきたいと思うわけでありますが、特に、活断層の地図を見ておりますと、有馬−高槻−六甲断層帯というのを見ると、本当にこれでは地震が起こっても仕方がないなというぐらい断層が集中しておるわけであります。 カリフォルニア州へ行きますと、活断層法という法律がありまして、その地域に指定されますと地質調査が強要される。