2006-03-29 第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
神戸の都市計画区域の六甲山ろくにおきます市街化区域と市街化調整区域のいわゆる線引き、これは昭和四十五年に当初線引きをしました。そのときまだ高度経済成長期でございまして、都市がどんどん大きくなる時期でございましたので、計画的な開発が見込まれた地域につきましては市街化区域に指定するという方針で臨みました。しかし、その後、結果的に開発が行われなかった山林が広く残っております。
神戸の都市計画区域の六甲山ろくにおきます市街化区域と市街化調整区域のいわゆる線引き、これは昭和四十五年に当初線引きをしました。そのときまだ高度経済成長期でございまして、都市がどんどん大きくなる時期でございましたので、計画的な開発が見込まれた地域につきましては市街化区域に指定するという方針で臨みました。しかし、その後、結果的に開発が行われなかった山林が広く残っております。
地元の公共団体の判断によって、必要な場合に変更が行われることになっておりまして、兵庫県と神戸市によりますと、六甲山ろくの未開発の山林については、今後とも地権者の理解を得る努力を行いつつ、引き続き、順次、市街化調整区域の逆線引き、特別緑地保全地区の指定等、都市計画の決定を行う方針と聞いてございます。
特に六甲山ろくの地域の住民の皆さんのことを思いますと、絶対に二次災害による犠牲者を出してはならない、そんな思いで全力を挙げるという趣旨の答弁をされたんですが、その後、十六ケ所ありました避難勧告地域は工事の進捗状況に伴って今どんなふうに何カ所になっているのか、あるいはすべて勧告が解除されるまでに防災工事が進んでいるのか、経過と現状についてお答えいただきたいと思います。
まず最初に、六甲山ろくのふもとから中腹にかけた東灘区西岡本地区の地すべり現象の対応状況の問題についてであります。 まず、私はここに行きまして、二つの思いに立ったのであります。
六甲山が過去どういう大水害の歴史を持っているかということを考えますと、今梅雨時期を控えてこの六甲山ろくの危険地域で二次災害を絶対に起こさないという観点で、県も市も集中して責任を持った梅雨時期までの防止対策を完了する決意で取り組んでもらわないといけないんじゃないかと思うところでございますけれども、消防庁、おっしゃったことはよくわかります。
今まで、過去の六甲山ろくというのは、大水害の事故から治山ダム等の建設が進んでおりまして、ガードされて住民は安心して生活をしてきているんだと思うんですけれども、今回の地震によって、地形が変わったとまでは言いませんけれども、六甲山ろくに大きな変化が起こって、今までの治山ダムでガードし切れないような新たな危険地帯が生まれているのではないか、そのやっぱり危機意識といいますか、その認識がどうも現地にないのではないかと
宅地被害につきましては、兵庫県、神戸市などの公共団体によりまして現在までに約四千カ所余りの被災箇所が確認されておりまして、被害状況としましては、六甲山ろく部の字盤へのクラックですとか、石積み擁壁の破壊というようなものが多い状況でございます。
それで、被害の状況といたしましては先生今御指摘のとおりでございまして、六甲山ろく部の宅地造成地におきます字盤へのクラックですとか、石積み擁壁の破壊というようなものが多いという状況でございます。
きょう何回か御答弁しておりますが、六甲山ろくの宅地につきまして、現在まで約四千カ所の宅地被害があって、石積み擁壁ですとか字盤のクラックが多いということは申し上げたところでございます。
○穀田委員 私も、同僚の委員からお話がありました六甲山ろくの被災地の大規模な水害を恐れる一人です。私は簡単に、ソフトの面を中心に若干だけ質問したいと思います。 研究者も六甲山の水害についての危険性を指摘しています。地形だとか土地利用の変遷を調査分析している立命館大学の高橋学氏は、六甲山はもろく弱いということで分析し、地震後極めて短期間に洪水が発生しやすいと警告を発しています。
被害状況につきましては、先生御指摘のとおり、六甲山ろく部の宅地造成地における字盤へのクラック、宅地の基盤でございますけれども、こういう字盤へのクラックとかあるいは石積み擁壁の破壊、そういったような被害が大変多いというふうに聞いております。
被害状況でございますけれども、六甲山ろく部の宅地造成地における字盤へのクラック、亀裂でございますとかあるいは石積み擁壁の破壊といったようなものが大変多いと聞いております。なお引き続き関係地方公共団体におきまして現在鋭意調査中でございます。
特に先般問題になったように、ずっと以前に開拓用地として売り払いをしたものが、十五、六年も経過した上で、農用地として利用しないままに、別荘地として何万倍の価格で売り払われているという例もございましょうし、また神戸営林署管内の六甲山ろくのように、最初から農用地にする意思はなくて、そうして払い下げを受けて住宅地としてばく大な金額で売り払ってもうけをとっているところもございます。
それから六甲山ろくを貫きますトンネルの中には十数キロにわたるものもございますが、これは横坑を入れることができますので、わりあいに工期は短くて済むのではないかというふうに考えております。それで着工としましては、帆坂トンネル並びに六甲山ろくの長大トンネルを先にいたしたいというふうに考えております。
これは大へん問題を起こしやすいことになりますので、具体的にどうやるかということは、あとでまた伺いたいというふうに考えておりますが、あの六甲山ろく地帯は、私は全部あぶないような気がする。非常に土層がぼろぼろにくずれやすくなっているというふうな風化地帯なんです。そこで私が考えたのは、あそこにまだぽつんぽつんと残っている家があります。これこそ市街地になりません。一軒ずつぐらい出てきておる。