1967-06-14 第55回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第12号
築地市場では、取引の原則である公開せり取引は三、四〇%にすぎず、定価売り、さし値売りが四〇%、引き受け価格が二、三〇%もあるといわれておる。今日、仲買い人の公正な評価機能は著しく阻害されておると書いてあるのであります。 そうすると、私どもが先般参考人の皆さんにここへ来ていただいて聞いたこと、また、農林省の皆さんからもお聞きしたことと非常に違うのであります。たいへんな違いです。
築地市場では、取引の原則である公開せり取引は三、四〇%にすぎず、定価売り、さし値売りが四〇%、引き受け価格が二、三〇%もあるといわれておる。今日、仲買い人の公正な評価機能は著しく阻害されておると書いてあるのであります。 そうすると、私どもが先般参考人の皆さんにここへ来ていただいて聞いたこと、また、農林省の皆さんからもお聞きしたことと非常に違うのであります。たいへんな違いです。
ということで、そういう面については私のことばが足りなかった点があったので誤解を受けたかもわかりませんけれども、公開せりということで、大体のせり価格というものはわかっておると思います。
ただ売り渡しの方法として、原則的には中央卸売り市場における公開せりによって売り渡しをしたいというふうに考えておりますので、その際の買参の中に加工業者を一切入れないというふうにするかどうか、なおその点は検討を要する問題が残っておるわけでございます。
したがって、需割りで配給を受けながら、ぬれ手でアワのつかみ取りとはいかないにしても、ぼろもうけをしておるということは、需割り本来の目的にかなっておらぬという点もありますので、今後十分そういう点は注意をされますと同時に、私は需割りなんていうような特別な割り当てをしなくても、原則的に公開せり市にいたしまして、必要な人はそこから買えということでいいんじゃないかというように考えるのでありますが、この辺のお考
建て値——値を建てる点につきましては、先ほども御説明申し上げましたとおり、せりまたは入札でございまするので、これはなかなか建て値するときには、自分だけ安いものを買おうと思いましても、多くの同業者が一度に公開せりによって値を建てるのでございますから、これは絶対に自分だけが安いものを買うというようなことができないような仕組みになっております。
○参考人(市川徳郎君) 現在の制度では、中央卸売市場法に基づいた公開せりによる価格の形成でございますので、そういう出荷調整はやはり全販が市場の情報をあらゆる角度から収集しまして、これを産地に直結をして、テレタイプでもなんでもいいから直結をしまして、そうしてあくる日の出荷を調整をする。
そうして公開せり取引による価格の公表を行なうよう、東京都が開設者でございますので、東京都を指導してまいったのであります。そこで、昭和三十八年の七月九日に、生鮮食料品の流通改善対策要綱というものが、御承知のように閣議決定されました。
東京都といたしましても、中央卸売り市場として公開せり売りをやるということになってまいりますと、係留施設をはじめとする各種の施設の整備をはかる必要があるわけでございまして、現在東京都の中で検討中でございますが、まだ外へ明確に言えるような計画ではないようでございますけれども、私どもが説明を聴取いたしました限りでは、二十億円以上にのぼる投資をいたしまして、約五年間程度で近代的な市場設備を整備したいという希望
御承知のように、生鮮食料品はかりに生産量の計画ができたといたしましても、天候による豊作、凶作の違いができ、したがって価格の面も変動が多く、しかも生活必需品でありますので、これが需給調整の必要からいたしまして、現在のような自由経済下におきましても一つの統制でありまする中央卸売市場法によってなるべく一カ所にこれを集中して、公開せりによって適正妥当な価格をつくらせ、生産者の方にも消費者の方にも納得のいくような
そうした場合、せりというものが今大体どういう形で行なわれておるか、これはあなた方のほうでよくお調べになったらいい、せりが、青物の青果や生鮮の中央市場などではせりはやっておりますが、ほんとうの公開せりではありません。やはりやみせりですから、符牒でやっているのだから、指をこんなことをして出しても幾らになるかわからない。こんなものは公開せりではないのです。
同様の意味におきまして、法律案に議員有志のお方々から提案されましたような規定と同じ趣旨ならば、法文に書いて明確にした方がいいじゃないかという意見につきましては、法文に簡単にそれを書きますというと、心配のある場合でも言いかえますと、一時は卸売人にいい効果を与え、卸売人がまた適正に行われて、特に公開せり売りの方法によられて、開設者の監督もよろしい、こういうような場合などにおいては、たしかにお話の通りでございますが