2021-05-14 第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
○萩生田国務大臣 文科省では、大学医学部における医療保険制度の学修は必要と認識しており、医学生が卒業時までに身につけるべき能力などを示した医学教育モデル・コア・カリキュラムにおいて、医療保険、介護保険及び公費医療を説明できること等を学修目標に設定しておりますが、今先生おっしゃったように、学校によってその授業の濃さというのは、濃淡があることは事実だと思います。
○萩生田国務大臣 文科省では、大学医学部における医療保険制度の学修は必要と認識しており、医学生が卒業時までに身につけるべき能力などを示した医学教育モデル・コア・カリキュラムにおいて、医療保険、介護保険及び公費医療を説明できること等を学修目標に設定しておりますが、今先生おっしゃったように、学校によってその授業の濃さというのは、濃淡があることは事実だと思います。
制度当初から、一つは、農業者や都市部の自営業者の公的医療保険という色彩、もう一つは、無業者、低所得者、高齢者の公費医療制度という色彩を持って制度をスタートさせています。ですから、先ほどもお話にあったように、加入率が変化してきているということになります。そして、後者の方々が増加の一途をたどっているというところです。
それから、あと救済について、治療費助成をどうかという御指摘かと思いますけれども、ウイルス性肝炎の治療費助成については、私どもはその難病と異なり治療法が確立していないわけではないこと、それから結核等の感染症と異なり、蔓延防止のための特別な措置を要しないこと等の他の公費医療制度の対象疾病と事情が異なるということもありますので、これはなかなか難しいんではないかと考えております。
この一歩踏み込んだ支援ということで、もし治療費助成についておっしゃられているのであれば、今、健康局長が答弁したように、私どもは他の公費医療制度の対象疾病とは事情が異なるというふうに認識をしておりまして、これはこれでまた大変難しい問題であると、このように考えている次第でございます。
これでは、感染症に対しては強制力を持たない場合でも公費医療を継続すべきだ、こういうふうなことを提言しております。先ほどの話の関係で、この事柄について、特に結核との関係でどのようにお考えでしょうか。
○谷博之君 今、大臣もお答えになりましたように、感染症に対しては強制力を持たない場合でも公費医療を継続すべきという、こういう報告ですね。それをしっかりやっぱり踏まえていくということになるわけですよね。
だったら、何で今資格証明書の発行対象から公費医療も外しているんですか。被爆者医療、障害者医療、結核に対する医療、あるいは医薬品副作用被害等、公費医療は資格証の対象から外しているじゃないですか。これ、なぜ外しているかといえば、幾ら何でもそういう人から保険証取り上げてはいかぬということがあるから対象から外していたんですよ、老健制度はそうじゃないですか。
現実に、難病の問題やさまざまな問題について、公費医療制度が医療制度の中にございます。先ほども言いました透析についてもそうです。糖尿病から透析になった人たち、その人たちに対しては月一万円の上限で透析の医療を提供しています。透析しなければ命にかかわるという緊急性に応じてやっているわけです。
例えば三十二条で、これまで公費医療の中で行われた五%というのは、もとの保険が二五%お払いで、その補完として出しているだけです。骨格から一割負担として、税が財源で、利用したら定率負担しなさいなんというのは今までの日本の体系にないんです、だから反対しているんです。ここは本当に厚生労働省として初めて踏み込むやり方だと私は思います。
障害者の公費医療負担制度を改悪をして応益負担、食費の利用料負担を求めることについては様々な患者や家族の団体、医師から受診抑制、医療中断をもたらしかねないと、命にかかわる問題だということで強い批判が出されています。更生医療について、特に全国約二十五万人おられる透析患者の負担増の問題についてお聞きします。
現行では、更生医療、育成医療は応能負担、精神通院公費医療は医療費の五%負担です。法案では、これを原則一割負担とし、一定以上の所得者は医療保険と同様に三割負担とします。さらに、更生医療、育成医療の入院給食費に自己負担を導入します。こうした負担増は、障害者を医療機関から遠ざけ、必要な医療を受けられず、健康状態の悪化すら招きます。自立支援医療などとは決して呼ぶことのできないものです。
私が社会保障審議会にお願いしたかったものは、公費医療といいますか、国庫負担で行われているさまざまな医療、三十二条、それから更生医療、育成医療、公費負担医療のこれまでの役割とこれからが、果たして本当にこの自立支援法という枠内に取り込まれて十分に機能するのかどうかという問いでございました。残念ながら、社会保障審議会の中でもほとんどこのことの論議はございません。
そういう意味で、精神公費医療が果たしている役割が非常に重要だということは十分認識しておりますし、今度の利用料負担の見直しで治療が中断するようなことがあってはいけないと思っておりますし、そういうことがないような仕組みをどうつくるかということで、それなりに私たちは配慮したつもりでございます。
○塩田政府参考人 精神の通院公費医療制度の役割については、いろいろな御意見があるということですけれども、精神障害者の方が地域で暮らす上で必要な制度でありますので、今後とも、持続し、きちんと制度として維持できるものであるようにすべきものと考えております。
○塩田政府参考人 精神障害を持つ方が地域で暮らすという意味で、精神の通院公費医療制度は重要な役割を果たしておりますし、この制度がきちんと持続することが大前提ということでございます。 精神障害者の通院公費医療費の伸びの要因でありますけれども、利用者が増加して利用件数が増加しているというのが一番大きな原因だろうと考えております。 具体的な数値で申し上げます。
実は、この公的公費負担医療の見直しについて、審議会を含めてどの程度きっちり論議されたのかということで、さきの委員会で山口委員がお取り上げになった二十四回までも含めて、私はこの社会保障審議会の部会のお話し合いの中から公費医療にかかわる部分を目につく限り拾ってみました。私の知らない部分もあるし、読み落としもあると思いますが、塩田さん、お伺いいたします。
○塩田政府参考人 精神通院公費医療の問題点につきましては、先ほど御指摘がありました二〇〇二年三月の検討会の報告書を受けまして通知をしたということでございます。
こうした患者の方々が、実は小児慢性特定疾患の指定にはなっているようでありますから、十八歳までは公費助成、公費医療が行われておりますが、十八歳を超えた場合、たちどころにこの高額療養費に移行する。今回そこの部分は改正されるわけでありますが、長期と高額という観点では、私は人工透析の皆さんとほぼ同じような状況ではないかとお話を聞く限り思ったわけであります。
する請願(第一四四三 号) ○聴覚障害者の社会参加を制限する欠格条項の早 期改正に関する請願(第一四四四号) ○障害者の社会参加を制限する法律等の見直しに 関する請願(第一四四六号) ○医療保険制度改革に関する請願(第一四六八号 外五件) ○公的年金制度の充実に関する請願(第一四六九 号外四件) ○聴覚障害者の社会参加を制限する法律の早期改 正に関する請願(第一四七〇号外四件) ○難病公費医療
同(佐藤剛男君紹介)(第四九八九号) 同(丹羽雄哉君紹介)(第四九九〇号) 同(橋本龍太郎君紹介)(第四九九一号) 同(保岡興治君紹介)(第四九九二号) 看護婦の増員・夜勤改善に関する請願(大森猛君紹介)(第四七八一号) 同(東中光雄君紹介)(第四七八二号) 同(松本善明君紹介)(第四七八三号) 同(矢島恒夫君紹介)(第四七八四号) 同(中川智子君紹介)(第四九九三号) 難病公費医療
同(伊吹文明君紹介)(第三六七四号) 同(金田誠一君紹介)(第三六七五号) 同(松本純君紹介)(第三六七六号) 同(田村憲久君紹介)(第三七〇二号) 同(桧田仁君紹介)(第三七〇三号) 同(岩下栄一君紹介)(第三八一七号) 同(山本孝史君紹介)(第三八一八号) 腎疾患総合対策の早期確立に関する請願(岩浅嘉仁君紹介)(第三六四〇号) 同(能勢和子君紹介)(第三六四一号) 難病公費医療
それに限らず、いわゆる公費医療、不採算医療で大きな役割を果たしてきたからではないか。こういう点が、独立行政法人化によって採算性あるいは企業会計が適用されることによってどうなってしまうのか、甚だ心配である、こういうふうにお述べになった。
第二点は、いわゆる公費医療、あるいは不採算医療と言ってもいいわけでありますが、結核予防法とか、精神保健福祉法、児童福祉法などによるいわゆる公費医療、あるいは不採算医療といいますか、そういうものを担当してきた国立病院というのは、やはり障害児を抱える親たちにとっては非常に大事な存在であったわけであります。
○野村参考人 不採算医療という言葉はどちらかというと開業医団体の方から出された面が歴史的にはあるわけで、社会保険診療報酬体系で縛られていてそういうところではやれない医療ということで、一般的に言えば、これは、例えば厚生省の外郭団体が出している「国民衛生の動向」なんかで「公費医療」というページをあけて、そこをずらっと見ますと、これが大体不採算医療に該当するのではないかと思います。
梶山静六君紹介)(第三四七〇号) 同(山本公一君紹介)(第三四七一号) 同(安倍晋三君紹介)(第三五〇八号) 同(井上喜一君紹介)(第三五〇九号) 同(佐々木洋平君紹介)(第三五一〇号) 同(砂田圭佑君紹介)(第三五一一号) 同(堀込征雄君紹介)(第三五一二号) 同(井上喜一君紹介)(第三五四四号) 同(鯨岡兵輔君紹介)(第三五四五号) 同(土井たか子君紹介)(第三五四六号) 難病公費医療
厚生省年金局長 矢野 朝水君 自治省財政局長 二橋 正弘君 委員外の出席者 厚生委員会専門 員 杉谷 正秀君 委員の異動 五月十八日 辞任 補欠選任 大村 秀章君 河井 克行君 同日 辞任 補欠選任 河井 克行君 大村 秀章君 五月十一日 難病公費医療
公費、医療保険各制度ごとの拠出金及び一部負担の影響額についてそれぞれ平成九年度、十年度、十一年度の数字をお伺いしたいと思います。