2009-11-17 第173回国会 衆議院 法務委員会 第2号
その際、公証書を偽造して入ってこられました。また、この一家と同じように、同じ日本人の娘だと称して、また偽造をして、この家族以外に二家族が入国をされております。そういった背景からいたしますと、残留の日本人の娘だと称して日本に入ってくるという組織的な、犯罪的なものも背景に疑われるのではないかと思っておりますけれども、この点については何か事情を精査されましたか。
その際、公証書を偽造して入ってこられました。また、この一家と同じように、同じ日本人の娘だと称して、また偽造をして、この家族以外に二家族が入国をされております。そういった背景からいたしますと、残留の日本人の娘だと称して日本に入ってくるという組織的な、犯罪的なものも背景に疑われるのではないかと思っておりますけれども、この点については何か事情を精査されましたか。
出生公証書とか親族関係公証書とか、あるいは身元保証書、こうしたことの記載内容というものが、日本人と血縁関係にないということを隠匿して、日本人の実子であるとの虚偽の事実をつくり出す、こんなふうによく指摘をされてしまうわけです。 確かに、永住帰国をした元中国残留日本人の家族の中に、日本人の実子とその家族ということを偽ったケースというのがいろいろあったということも事実だというふうに思います。
○増田政府参考人 先ほども申しましたが、私どもが出生公証書の提出を求めるのは、上陸を許可する要件として、日本人の実子であることが要件となっているために、実子であることの証拠をお出しくださいと。
○稲見分科員 出生公証書あるいは親族関係公証書、これを提出したときに、中国の側の扱いとして、父親はだれだれ、母親はだれだれ、養子関係も継子関係も含めてそういうふうに記載をされているならば、実子かどうかというところまでそれでは確認できないんじゃないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○増田政府参考人 中国残留邦人等の家族として在留資格認定証明書の交付申請がありました場合には、日本人との関係を証明する公証書の提出を求めておりますが、その公証書の中には、今委員がお尋ねの出生公証書、これも含まれております。私どもといたしましては、そのような出生公証書の提出などを求め、問題の人物が日本人の実子であることの確認を求めてきているわけでございます。
以後の東京入国管理局における同人の供述や違反調査等により、同人は中国においてブローカーと見られる人物から中国残留邦人である日本人男性の子としての中国公証書を不正に入手し、日系二世を偽装して不法に入国した事実が判明いたしております。 お尋ねの中国人男性は、同月二十一日に帰国を希望して口頭審理を放棄したので、退去強制令書を発付いたしました。
それから就籍の問題についてもう一点伺っておきますが、去る六月一日に東京家裁におきまして、父母不詳のまま日本人であることの認定を求めて、許可が出ました徐明さん、この記憶はまだ新しいところでございますが、その際、有力な審判材料となったのが現地の発行いたしました公証書、いわゆる日本人孤児証明書でございました。