2015-05-13 第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
そしてもう一つ、スーパーナースと呼ばれる、公衆衛生看護婦の存在がありました。有人の島々、小さい島々に、公看さんといいますけれども、この公衆衛生看護婦さんを配置し、特に母子健康の教育に当たらせたのがあります。乳幼児の死亡率削減、あるいは妊婦の健康改善に取り組み、目をみはる成果を上げてきたということでございます。
そしてもう一つ、スーパーナースと呼ばれる、公衆衛生看護婦の存在がありました。有人の島々、小さい島々に、公看さんといいますけれども、この公衆衛生看護婦さんを配置し、特に母子健康の教育に当たらせたのがあります。乳幼児の死亡率削減、あるいは妊婦の健康改善に取り組み、目をみはる成果を上げてきたということでございます。
一九五一年なんですけれども、当時の国民政府は、一定の研修を終えた看護婦を対象に公衆衛生看護婦という資格を更に付与しました。よく公看さん、公看さんというふうに地元では言うんですけれども、これは離島とかへき地の無医村を中心に公衆衛生看護婦を駐在させて、感染症管理だとか保健指導などを行って多くの成果を残しています。 復帰後しばらく、沖縄の人たちの平均寿命って、日本で、男性でも一番長かったんですね。
正しく言うと、駐在公衆衛生看護婦。本土ではそれは保健婦ということで保健所勤務でありますが、この公看制度は、その地域に住まい込んで、直接患者に接触をして看護しておる。このことについては、私の知る限りにおいては、本土では高知県の沖ノ島ですか、そこに一例あったということをお聞きしておりますが、この公看の制度の問題についてはどうお考えでしょうか。
ただ私は、この際この席上、特に沖繩の若い公衆衛生看護婦、内地でいいます保健婦、この諸君が文字どおり、時によっては身の危険をおかして職務につとめておることを私は御紹介申し上げたいと思います。
○国務大臣(床次徳二君) 宮古の医師につきまして、統計によりますと、これは実情はわかりませんが、数はもう少し多くて、医師は二十三名、歯科医師七人、看護婦六十三人、公衆衛生看護婦二十人という数にはなっておりますが、いずれにいたしましても、本土と比べて著しく少ないことは仰せのとおりであります。
先ほど、沖繩におきまして保健所システムがどうかというお話がございましたが、ただいま保健所と申しましたのも、名護、コザ、覇那、宮古、八重山、こういった五つの保健所を中心としてやりまして、ここには医師のほかに公衆衛生看護婦と称せられる職制がございまして、こういった方の協力も非常にあったわけでございます。