2012-06-20 第180回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
だから、今回の話は、確かに公益的機能云々ということは結構ですよ。しかしその反面、垂れ流しになる可能性もあるということじゃないですか。それを言っているわけですよ。ですから、国有林の管理にしても、どうやって規律性をきちっと持たせるかということです。そこをどういうふうに詰めるのか。
だから、今回の話は、確かに公益的機能云々ということは結構ですよ。しかしその反面、垂れ流しになる可能性もあるということじゃないですか。それを言っているわけですよ。ですから、国有林の管理にしても、どうやって規律性をきちっと持たせるかということです。そこをどういうふうに詰めるのか。
もう一つ言っておきますけれども、先ほど来、公益的機能云々と言っておりますけれども、公益的機能の話というのは何も国有林だけじゃないですからね。その大部分を占める民有林、これについても大きな働きがあるということについて認識はしてあると思いますから、そこのところのバランスを欠かないようにいろいろな形で取り組んでいただきたい。
大臣は、公益的機能云々とか、あるいは山の緑を取り戻すとか、国民の保健の上から重大な森林だということを盛んにおっしゃっているけれども、本気になってこういう問題も今後進めていこうという気構えがなければ、日本の森林を守れないと私は思うのです。 最後に、大臣の所信のほどを伺って私の質問を終わりにいたします。
そういう意味では、政府みずから範をたれるということが必要だと考えますし、特にこの自然公園内、いまのような大雪公園のような自然公園区域では、特に自然保護というものについて努力を払わなければならないと思うので、そうでなければ、森林の「公益的機能」云々といっても、これは全くお経の文句にしかすぎなくなる。