1991-03-13 第120回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第3号
そこが他の公的年金と基本的に異なっておるところでございまして、そういう全額国庫負担ということでやっておりまして、これを他の公的年金並みといいますか、掛金をもとにしたものと一緒にそろえるということはなかなかいろいろ難しい問題がございます。ただ、まだほかにも全額国庫負担でやっておる年金がございますので、そちらの動向等をよく見まして将来検討したいと思っております。
そこが他の公的年金と基本的に異なっておるところでございまして、そういう全額国庫負担ということでやっておりまして、これを他の公的年金並みといいますか、掛金をもとにしたものと一緒にそろえるということはなかなかいろいろ難しい問題がございます。ただ、まだほかにも全額国庫負担でやっておる年金がございますので、そちらの動向等をよく見まして将来検討したいと思っております。
農林大臣は、とにかく努力したんだ、これからよくするということですが、これから他の公的年金並みに、農業者年金についても、そういう積み立て方式についても十分配慮するんだというふうに農林大臣はほんとうにお考えになっておるかどうか、両者からお尋ねをしたいと思います。
○野坂委員 いまの御答弁では、厚生年金や国民年金、いわゆる公的年金並みにやるんだからやむを得ないということなんですが、私がいま問題にしておりますのは、そう公的年金並みよりもよくしてくれということは言っていないわけです。同じことじゃないですかと言っているのです。
○倉石国務大臣 金額においては必ずしも一致しないかもしれませんが、他の公的年金並みに訂正をしてまいりたい、こういうわけです。
それから、他の公的年金制度にはこういった制度がないというようなこともございまして、農林年金ができましたときとだいぶん実態面あるいは制度的な面でいろいろな変更があったわけでございますから、そろそろこの辺で農林年金につきましても他の公的年金並みに任意組合員制度を制限して、ことしの十月以降入ってくる人は選択できないということにいたしましても、そう弊害はないのではないかというふうに考えたわけでございます。
現在の段階では農民年金というのはまだ発足したばかりでございますし、将来そういった問題をどう扱うかという問題は別途ございますが、現段階では一般公的年金並みの通算措置は私ども考えておりません。