2016-11-17 第192回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
ですから、そういう意味で、私は、英語の第二公用語化というような、公用語という言い方がいいか分かりませんが、革命的な英語に対する教育やあるいは社会改革をしていかない限り、日本人のこのコミュニケーション能力というのは高まっていかないと思うんですが、大臣は、例えば英語の第二公用語化などについてはどういう見解をお持ちでしょうか。
ですから、そういう意味で、私は、英語の第二公用語化というような、公用語という言い方がいいか分かりませんが、革命的な英語に対する教育やあるいは社会改革をしていかない限り、日本人のこのコミュニケーション能力というのは高まっていかないと思うんですが、大臣は、例えば英語の第二公用語化などについてはどういう見解をお持ちでしょうか。
ですから、私は、もし本当に日本がこれから国際化する世の中の中でしっかりと国際性を持って世界をリードしていくには、英語の第二公用語化というのも考える時期に来ているんじゃないかと思いますが、大臣の御認識、いかがでしょうか。
英語の公用語化につきましては、新聞報道でも見出しになっておりました。英語で議論するということは、将来、国際的なリーダーとなる若手研究者にとってはとても重要なことです。国際学会等で活躍するための必須のスキルと言えるでしょう。
○渡部参考人 公用語化という意味が、唱えている、主張している人たちに本当にわかっているのかどうか、私は疑問に思うのですね。 公用語化というのは、公文書を全部英語でも書かなきゃならないということになるのではないかと思うのですね。そんなばかなという話なんですが。そして、日本は商社を初めとして世界に類のない国際活動をやって、そして世界で一番もうける商社なんかが日本にあるわけです。
ですから、英語の公用語化、先生のおっしゃる意味はまずよくわかりましたし、まず、公用語というのは、日本語が公用語であると定めたものは一切ないわけでございまして、そのあたりからも、公用語化ということは非常におもしろい観点であるとは思いますけれども、十分もっと議論を深めていかなくてはならない。
きょうのお話にはなかったかと思いますが、そもそも先生は英文学の方の御専門でいらっしゃいますので、最近出ております英語の公用語化ということについてお伺いをしたいと存じます。
この英語を第二公用語化するということについては直接私の所管ではございませんけれども、私といたしましては、今の日本の状況からすれば、これを直ちに国民の皆さんの御理解をいただくとかあるいは近い未来に御理解いただいて第二公用語化するということは、これは非常に難しいことではないかと思っております。
ちなみに、シンガポール、ここは英語を公用語化していますからちょっと違うかもしれませんが、六百三点。中国五百六十点。韓国五百二十二点。これまで日本は、北朝鮮、モンゴルとどんじり争いをしていたのですが、いよいよ北朝鮮と並んで最下位になっちゃった。 私も、何か日本の英語教育の失敗を見事に物語っているこのニュースに、愕然としたのですね。
私といたしましては、第二公用語化、十年という今期間をおっしゃいましたけれども、なかなか国民の皆さんの御理解をいただくのも難しいのではないか。それから、お話にありましたけれども、最近日本語自体が乱れておりますし、きちっとした正しい日本語を話すということを、ここでまた軌道修正しておかなければならないとも思っております。
そういう国は、政治がかなりのリーダーシップをとって英語習得に向けて、第二公用語化にしているところもありますし、目標をつくっているのですね。 ですから、国民全体の英語のレベルが上がって、それを成熟するのを待つと言ったら、今の日本の英語教育の中で、TOEFLの点を見ても、国民の英語の理解度、能力というのは下がる一方になっちゃう。
したがって、我が国といたしましても、膨大な対外援助をするということも大事でございますけれども、まず我が国民の中に国連に対する重大な関心を深めさせるためにも、日本語を準公用語化するということについての御研究あるいは一歩前進があっていいのではなかろうかと思うのでございますが、いかがでございましょうか。