2008-10-15 第170回国会 参議院 予算委員会 第4号
だから、NHKとしてはそこは非常に、公正報道も含めて、自制的に番組の構成、編成に当たっては御留意をいただきたいとお願いをしたいんですが、いかがでしょうか。
だから、NHKとしてはそこは非常に、公正報道も含めて、自制的に番組の構成、編成に当たっては御留意をいただきたいとお願いをしたいんですが、いかがでしょうか。
そういうような背景があって期間を延ばすんだ、まずそこからやるんだということで改正がなされたようですけれども、当時もまだこの訂正放送制度については、対象が余りにも限定されていて、プライバシーの侵害とか不公正報道などについて訂正放送の要求ができないというような批判がかなりいろいろな方面からあったと思うのです。
これは、こういった問題は絶えず他人のことではないのだという意識を我々関係者がすべて持っていく、そして、時々気持ちを新たにして公正報道、公正なるマスコミ報道その他に従っていく、こういうことになるかとも思います。
それで、「報道ガイドライン 公正報道に向けて」という、要するにこういう冊子でございますが、こういうものをつくらせていただきまして、これを全局員に精読させまして、報道の公正を期する、こういう態度で臨んだわけでございます。 以上でございます。
○鈴木栄治君 川口会長もNHKは公正報道に努めるとおっしゃっておりました。 これは産経新聞なんでございますが、「NHKの「戦争報道」を問う」、これ連載になっていたんですね。その中に「日本の軍国主義を倒すためには原爆とソ連の対日参戦という「外圧」が必要だった」と。要するに、その専任キャスターは最終回にこの言葉を言ってお締めになったそうでございます。 これ本当かどうか。
要するに、きょうの報道についても、この周辺には新聞記者の方々、マスコミの方々がたくさんおられますからね、頑としてNHKは、自分たちのやったことについては間違っていなかった、こういう態度を崩さなかったということが、もしさらにハレーションを呼んで、そしてこれがまあ言えばNHKの公正報道の問題にもとる、そういったことになってきますと、結果として国民の信頼というものは失われていきます。
ですけれども、NHKの場合ですね、やっぱりこれは公共放送という形は、何も監督、認可というような力の規制じゃなくて、国民に対してある程度中正、中立的な公正報道というものを常に旨としてやってほしいということも一つの期待であるとともに事実でございます。
ただ、NHKはいろいろな世論その他の御意見を吸収して、そして番組の公正、報道の公正を損なってはいけないということでございますから、そういう意味でのいろいろな御意見を承ることはやぶさかじゃございませんけれども、しかし放送法一条、三条を損なうような形で権力に屈するということは絶対ないということを申し上げたいと思います。