1973-06-14 第71回国会 参議院 運輸委員会 第13号
いままでは、公権発動で、全部私権というものが抑圧されましたけれども、そういういままでのように、公共の事業なら頭から私権を押えていくということではなくて、十分私権の存在というものも考慮をしていくということに考えてよろしいですね。
いままでは、公権発動で、全部私権というものが抑圧されましたけれども、そういういままでのように、公共の事業なら頭から私権を押えていくということではなくて、十分私権の存在というものも考慮をしていくということに考えてよろしいですね。
たとえばこの法案と直接ではありませんけれども、高速道路を切る、そうするとインターチェンジがどこにつくか、インターチェンジがどこにつくかがきまりますとその辺の地価が一挙に上がっていく、こういう現象が起こるように、いま、ある場所に五万人以上の新しい市街地がこの法律によってつくられるということになりますると、その中の区域というのはこれはいわば土地収用法による公権発動でやっていくわけでありますけれども、その