1983-03-02 第98回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
○公文説明員 いま先生がお触れになりましたように、郵便貯金は財政投融資の原資として非常に大きなウエートを占めております。 たとえば、五十八年度の例で申しますと、国債の引き受けを含めました財政投融資の原資は全部で二十四兆でございますけれども、そのうち郵便貯金は七兆九千億ということでございまして、約三分の一は郵便貯金が占めておるわけでございます。
○公文説明員 いま先生がお触れになりましたように、郵便貯金は財政投融資の原資として非常に大きなウエートを占めております。 たとえば、五十八年度の例で申しますと、国債の引き受けを含めました財政投融資の原資は全部で二十四兆でございますけれども、そのうち郵便貯金は七兆九千億ということでございまして、約三分の一は郵便貯金が占めておるわけでございます。
○公文説明員 どうも繰り返しになって恐縮でございますが、臨調の答申の内容が非常に重大な影響を及ぼすほど大きな郵便貯金の抑制の内容を持つことになるのかどうかというところは、私どもいまわからないわけでございます。
○公文説明員 臨調の答申の内容が果たしてどういう具体的な内容として私たちの前に提示されるかということについては、私どもはまだ承知していないわけでございます。そういう意味におきまして、私たちは、現段階では臨調との関係はしばらく様子を見守るより仕方がないということだと思います。
○公文説明員 いま御質問ございましたように、五十六年の災害は非常に大きなものになっております。これに対してどう対処するかということでございますけれども、財政当局といたしましても、災害復旧につきましては、これはやはり緊要な事業であるという基本的な認識に立ちまして、十分配慮をしながら進めてまいりたいというふうに思っているわけでございます。
○公文説明員 まず、第四次空港整備五カ年計画の中身についての協議の状況でございますけれども、先ほど航空局長からお答えございましたように、本年の三月に閣議了解をしておりまして、投資規模は一兆七千百億円、その中身をいま詰めておるという段階でございます。
○公文説明員 まだ投資規模をどの程度に決めるかという段階までは至っておりませんで、関西新空港をこの五カ年計画の中でどのように取り扱うかということについて議論をしているということでございます。私どもは、ことしの七月に臨時行政調査会で関西新空港につきまして「慎重な調査検討を行う。」
○公文説明員 総投資規模一兆七千百億円、これにつきましては閣議了解をいたしておるわけでございますけれども、その中身をその時点であらかじめ私どもとしては御相談を受けておりません。先生のおっしゃられましたような大きなプロジェクトも含めて、その投資規模をいわば白紙の段階でいま相談中であるということでございます。
○公文説明員 大蔵省は自治省と相談をいたしまして毎年地方財政計画をつくり、あるいは地方財政対策を講じていっているわけでございます。毎年毎年の地方財政の運営が円滑にいくかどうかということについては常に配慮しているわけでございまして、今後もそういう考え方で自治省と相談していくということでございます。
○公文説明員 災害の取り扱いにつきましては、いまの時点で政府部内での結論は得ていないということでございまして、いろいろな御意見があるわけでございますけれども、それを政府部内で煮詰めていきたいというのが現状でございます。
○公文説明員 かさ上げ額の正確な数字につきましては、実はいろいろな法律が重複しておったりしまして、正確なその数字をつかんでおらないわけでございますけれども、おっしゃるように、全体から見ればそう大きな額ではないと思われます。
○公文説明員 お尋ねのありました来年公共事業をどう考えていくかという問題でございますけれども、これは当然のことながら経済動向その他は考慮しなければいかぬということでございますけれども、先ほど先生から御指摘のありましたように、臨時行政調査会においては、国、地方を通ずる減量ということを踏まえてであろうと思われますけれども、公共事業については前年度と同額以下に抑制するという答申が出ているわけでございます。
○公文説明員 地域特例の問題の最大のポイントは地方負担に関連する問題であろうと思います。そういう意味におきましては、これは幅広く考えていかなければいけない問題であろうというふうに思っているわけでございます。
○公文説明員 お尋ねの地域特例の見直しについては、まずどういう範囲で、しかもどの程度やるかということにつきましてはさまざまなお考え方があろうと思います。そこで政府部内でも、もちろん財政当局だけの見地でこれを決められるわけではございません。
○公文説明員 いまお尋ねのように、大蔵大臣の御答弁の中で、一般財源化をすれば特定のものに偏って使われやすいということを申し上げたことがございます。 その現におるかおらないかということにつきましては、私はコメントする立場にございませんけれども、大臣が申し上げたのは、すべて一般財源化をすれば国全体としてバランスのとれた施策ができるだろうかという疑問を呈したものであろうと思います。
○公文説明員 いまお話がございましたように、国、地方両方を通じまして経常的な財源が足りないということで、ただいまのところ地方財政対策は交付税率の引き上げというような措置がとれないで、一つは借り入れを中心とする交付税措置、それからもう一つは財源対策債の増発という形で財源不足を埋めるということでやってきておるわけでございます。
○公文説明員 交付税総額がどの程度あれば適当であるかということに尽きるわけだと思うのでございますけれども、私どもといたしましては、たとえば五十六年度なら五十六年度の地方財政計画を組んでみまして、その地方財政計画でどの程度の伸び率を考えているか。ことしの場合ですと七%程度の伸びだ。
○公文説明員 いま御指摘がありましたいろいろな地域特例の見直しの問題でございますけれども、御承知のように夏以降、非常に厳しい財政事情が予想されたものでございますから、私どもは歳出のすべてについて見直しを考えていきたいということで、非常に幅広く問題点の摘出に努めたわけでございます。その一環としまして、地域特例の問題もその問題点の一つとして挙げられたわけでございます。
○公文説明員 御指摘のように四法を全部並べて、ともかく廃止だというようなことを言うことがよかったかどうかという問題は確かにあろうと思います。しかし私どもとしては、この四法の問題に限らず歳出全体をしさいに点検をしまして、それで見直しを求めていくということの一環としてこの四法の問題も取り上げてきたという経緯があるわけでございます。
○公文説明員 豪雪に伴いますいろいろな地方負担についての財源措置の問題でございますが、原則として普通交付税、それから、それ以上に上回る場合には特別交付税というたてまえになっております。
○公文説明員 お尋ねのように、特別交付税を中心にして除排雪の経費に対する財源措置を講じていくということがまず大原則であろうと思いますけれども、いまお話がございましたように、五十一年度の例でございますと、豪雪の程度が全国的に広がっておりましたし、それから除排雪のための経費の増加が巨額であるというようなことがございましたので、本来なら全額地方負担で行うべき市町村道の除雪費につきまして、特に臨時特例措置としまして
○公文説明員 お尋ねの特殊法人の収益でございますけれども、ちょっと正確に御質問のような形で把握はしてございませんが、一般会計の歳入で見ましてどのような納付金があるかというふうにとらえてみますと、日本専売公社とアルコール専売事業特別会計からの納付金と二つがございます。
○公文説明員 実は私、所管でございませんので、そこのところは特別会計の方の納付金になっておりますので、私いま数字を把握しておりません。大変恐縮でございます。必要でございましたら後で資料でお出しいたしたいと思います。
○公文説明員 二点お尋ねがございまして、一つは、ベースアップの財源を二%以上今後組むべきではないかという御質問であったと思います。
○公文説明員 いま自治大臣から御答弁ございましたけれども、全く同じ考え方でございますが、いまの地方財政対策を講じることの結果といたしまして、後年度に地方の方にもいろいろな負担が生じてまいる、しかもそれはかなり大きなものになるであろうということは、私どもも十分承知をしているわけでございます。
○公文説明員 不正経理に関連しまして、予算措置が不十分ではないか、その点どう考えておるかという御指摘であろうかと思います。 基本的には私どもは、行政事務を執行する上に必要な経費については措置していくという考え方に立っておるわけでございますし、私ども担当者としては、そのことを毎年の予算編成の過程で検討しながら、予算編成を進めてきているわけでございます。
○公文説明員 いまお尋ねの五十三年度の精算額千九百十八億円をなぜ補正に組んで、またこれを五十五年度に送ることにしたかということでございますけれども、いろいろな事情を総合的に考えたわけでございますが、一つは、五十三年度の決算に基づく一般会計の剰余金でございますが、これが確定をいたしまして、今度の五十四年度の補正予算に計上しております。そういう剰余金の処理の一環であるという考え方が一つございます。
○公文説明員 いま新井委員の御指摘になりました予算の編成のシステムを変えていくべきではないか、あるいは予算編成の考え方をもう少し改善をしていくべきではないかという御指摘でございます。
○公文説明員 いま御指摘のありました補助金の整理合理化の問題でございますが、いま先生もおっしゃいましたように、五十三年度は精力的に整理合理化を進めてまいりまして、廃止減額で千四百二十二億、合理化を行いました件数が千六百八十九件ということで進んでおるわけでございます。
○公文説明員 先生御指摘の補助金の事務手続の簡素合理化の問題でございますが、私どもはやはり補助金そのものの整理合理化とあわせて、事務手続の簡素合理化についても積極的に推進すべきものであると考えておりますし、いままでも各省庁ともども努力をしてまいったつもりでございます。
○公文説明員 財政収支試算につきましては、一月の末に提出いたしたわけでございますが、先般の予算委員会で矢野委員から御指摘がございました。その点は、今度の財政収支試算につきましては五つのケースをお示しして御議論の素材とするという意味でお出ししたわけでございますけれども、その五つのケースにつきましての経済の姿との整合性の問題が御議論であったかと思われます。
○公文説明員 方向として財政計画が望ましいということは私どもも承知しておるわけでございますが、先ほど申しましたようないろいろな問題点を一つ一つつぶしてみまして、そして本当の国の財政のあり方として適当な計画はつくれるという時点になりましたら、その時点でお示しができるというようなことになろうかと思います。
○公文説明員 いま財政制度審議会の基本問題小委員会でもいろいろ御検討いただいておりますが、ことしの時点では非常にむずかしいというふうに考えております。 そういうこともございまして、財政収支試算という試算の形でこれにかわるものとしてお出ししておるということでございます。
○公文説明員 米の輸送につきましての御質問でございますが、特にことしの秋の米の生産状況あるいはこれに関連しまして輸入食糧の関係から、輸送の問題が隘路であるという声を方々で実は聞いておるわけであります。私どもといたしましては、先刻鉄道部長から御説明申し上げましたように、実は今日私ども輸送の担当者といたしまして、物資別に緊急輸送をするとよろしいという何らの法的な根拠もないわけであります。
○公文説明員 これにつきましては、私ども管理者としましては、年末の労働攻勢に対しまして、ああいう措置に出させないというのが当然の責務ではありますが、ただそういう事態が全然起らないということも断言はできないわけです。但しそういう場合は、昨年度炭労ストでありましたか、これは国鉄労組の動きではありませんでしたが、御承知のように、北海道で大量に汽車がとまつたことがあります。