1955-07-29 第22回国会 参議院 本会議 第42号
大臣以下政府の関係者が決算に対する深い認識さえもなく、ましてや責任を感じていないこと、責任者の処罰が行われていないこと、公金だからルーズに使うという公徳心欠除の状態、これらの諸点を改めて、政府の信用を回復されることを要望する」との発言がございました。 以上、討論を終り採決の結果、本決算につきましては、超党派的に全会一致をもって異議がないものと議決いたした次第であります。
大臣以下政府の関係者が決算に対する深い認識さえもなく、ましてや責任を感じていないこと、責任者の処罰が行われていないこと、公金だからルーズに使うという公徳心欠除の状態、これらの諸点を改めて、政府の信用を回復されることを要望する」との発言がございました。 以上、討論を終り採決の結果、本決算につきましては、超党派的に全会一致をもって異議がないものと議決いたした次第であります。
政府の金なら自分のふところがいたむのでないから、むだに使うというような考え方が、これは現在の官庁といわず、会社その他の方にも私は現存しておるということも認めるのでありますが、これが一般のいわゆる公徳心がないのだ、自分のうちの植木ならば大事にするのだけれども、公園の植木ならば折って一向かまわないのだというふうなところにも出てくるのでありまして、非常にその根は深いし、これは非常に困難なことは思いますけれども
あるいはそういうミツバチの問題等も、巣箱の近くでは、かける農民とそういうミツバチの所有者のお互いの公徳心といいますか、お互いの立場を尊重してかけてもらう、そういった点をお願いしておるわけであります。
而も新らしく道路法に懲役刑を規定したことに対して、いろいろ衆議院の委員会でも審議したのでありますが、これは河川法に一年以下の懲役という規定がありますのと、新らしい土地收用法に一年以下の懲役、及び道路運送法に五年以下の懲役又は罰金刑というものがありまして、特に公共物に対する公徳心に訴え、日本の法律においてもこのような規定を作ることも悪いことではない。こういうような考えから来ておるわけであります。
どうも公徳心が欠除している関係か、公の機械やあるいはその他の管理、貸與を委託されているところの機関のこういうものに対する管理のやり方が、はなはだ不十分な点があつて、そのために非常に不経済な管理が行われておるのを、私どもよく見て来ているのですが、こういう点について、今後十分御配慮を願いたいと思うのです。
またそれだけ日本の民衆の公徳心が遅れていると言えば、それまででありまするが、しかし現にそのために産業資金がますます枯渇し、金詰まりが解決しない。そのために自立経済が遅れるという事態に直面しては、目をおおうわけには行かないと思うのであります。
併しどこまでも電気通信事業は事業なんでありまして、別に慈善事業をやつておるわけでもございませんので、どうかこの收納率のよくなるような方法、即ち現在の公徳心に訴えて料金をお取りになつておるような制度は、一日も早くおやめになつて、やはりサービスを提供したものに対しては、公正な料金を取るということでなければこれは公平でないと思うのです。
物的な動揺、思想の動揺、人心の動揺、混乱、物がない、人間が教育がない、道徳的な訓練がない、教養がない、そこに持つて来て、アメリカの非常に物資の豊富な、そうして教養のある、公徳心の強いところにできた公団システムを持つて来ても、日本の国民性との間を考えて、ここにはつきりした制度をつくればこういう間違いはなかつたのです。
またアメリカ人やイギリス人に比べまして、どうも日本人は公徳心に欠けておる点が相当多い。従いまして税金はなるべく免れた方がよろしいというふうな空気が非常に多いのであります。
これを文部省あたりのお役所にまかせておいたのでは、百年河清を待つようなものですから、都市局あたりでそのようにお考えになつて、現実の運動ももちろん大事でありますけれども、あわせて國民の思想の中にそれを植えつけていただいて、公徳心の重大なるものとして、これに力こぶをお入れになる必要があるのではないかと思うのです。 以上申し上げました二点について、御当局の御説明を伺いたいと思います。
これに対して政府より、軽犯罪法については、特に第四條を設けて、本法の目的を超えてこれを濫用し、もつて人権蹂躪の問題を引起さぬように立法上のくふうをした、さらに全國の現地の公務員に通牒を発して、軽犯罪の成立要件を明示して、警察官の自由裁量に対して明確な基準を示した、また國民道徳が高揚し、公徳心が普及されれば、軽犯罪法の規定の大部分はその必要がなくなるものと思うという答弁がありました。
車内の掃除も不十分だ、弁当のカラ、果物の皮、紙屑、スイガラを所講わず捨てるかわ、乘客はまるでゴミ箱の中にいるみたい、停車中を見計つて便所へ行く者もある、日本人は公徳心を戰爭と共に放棄したのかといいたくなる、寢台車、食堂車を想うこと切なりきだつた、せめて補助椅子を貸して立ン棒の憂目を救うサーヴイスをしたらどんなもんだ、昔は貸枕という便利なものがあつた、旅客運賃値上げの倍率も内閣の命取りの片棒をかついでいるが
最後に、軽犯罪の中には、いわば社会風教の向上や公徳心の涵養の面において取上げるような行為があるが、この種の行為は法律で強制しても実益がなく、かえつて行われない法律ができる結果にならぬかという質疑がありましたが、これに対し政府より、單に刑事政策的見地だけからでなく、教育、厚生、労働等の方面からも社会不安の解消に努力し、とりわけ社会政策的施設を拡充強化して、軽犯罪の生れる温床を解消するように一段と努力するという
○鍛冶委員 私の質問の趣意がよく徹底しなかつたようですが、この法律をつくることにおいて、この世相がよくなり、公徳心が向上すると思われることでは、私は足らぬと思う。
○鍛冶委員 いま一つ総括的に承りたいことは、私本法を読んでまことに嘆かわしく感じましたことは、警察犯処罰令は、たしか明治四十何年かにできたものと考えますが、この警察犯処罰令に盛られたる犯罪は、ほとんど公徳心に反する犯罪が多いと言つてよいのでありまして、國民の公徳心が向上すれば、かようなものは自然不要になるべき法律なのであります。
○國宗政府委員 御説のように、國民の公徳心が進んでまいりまして、この法律が要らなくなるという事態がまことに望ましいと考えます。しかし現状は終戰以來特にそうでありますが、社会の公徳心と申しますか、公共の行動において、あるいは私事の行動において、蹙顰すべき事項がたくさんありまして、私どもといたしましては、今日の事態から申しまして、なおかつこの法律の存在が必要であろうと考えております。
お客様を誘致するためには、そのような方面の実に戰災後荒れ果てておる状態を……、今日の道義の頽廃等の誠に公徳心の乏しき我が國民は、実に見るに堪えない状態である。急いで準備したいが、さてお客様が來て見れば、この有様ではという感じを持つであろうと思うから、敢えて申上げる次第です。