1950-07-11 第7回国会 衆議院 考査特別委員会 第33号
(「ノーノー」)いわゆる反動を帰すなという徳田要請なる事実のなかつたことは、当事者である徳田球一証人並びに相手方のソ同盟の政府の公式発表によつてすでに明確になつておるのであつて、本委員会における証人調べによつても、これを裏づけるような信用し得べき証言というものは存在しないのであります。
(「ノーノー」)いわゆる反動を帰すなという徳田要請なる事実のなかつたことは、当事者である徳田球一証人並びに相手方のソ同盟の政府の公式発表によつてすでに明確になつておるのであつて、本委員会における証人調べによつても、これを裏づけるような信用し得べき証言というものは存在しないのであります。
従つてこの証言と、公式発表によるいわゆる徳田要請なるものはまつたくばかげたでつち上けであるということが明白になつたと思うのであります。 菅季治君の証言によりますと次のようなことを言つておるのであります。 昭和二十四年九月十五日、カラカンダ收容所第九分所において、政治将校ニルマーラエフ上級中尉か質問に対する答えとして語つたことが同人によつて次のように通訳されたのであります。
それから次に、ソ連という国情は、タス通信を通じて公式発表をしておるのであるということを、昨日私は出席いたしませんてしたが、徳田君か言われた、またソ連大使館の方も言われたということをもつて、私に御質問でございまするが、私どもはソ連政府か正式にタス通信の発表をソ連政府の発表とするという公式の意思表示を、連合軍なり、その他の国際機関を通じて受けたことはないのでありまして、われわれは依然として一つの通信社の
だからしてこの常例である公式発表を認めるとか認めないとかいうことは、それは諸君のかつてだ。しかしこれは国際慣例からいえば、ソビエト同盟政府の発表である。こういう発表のあつたということを私は言つておるのである。そのことに対して諸君がどういう考えを起すかは、それは諸君の頭が解決するのである。私の証言する範囲ではない。そのりくつがわからぬならだめだ。
従いまして、一、二の成案は得ているわけでありますが、現在の状況におきましては、関係方面の御了解のないうちに、ここに公式発表いたしますことの是非善惡につきましては、賢明なる吉川議員によつて御判断を願つて然るべきものだと存じております。 また返品の問題につきましては、すでに手配済みでございまして、もし不適格品がございましたら、どうぞ荷受機関に御返品をしていただきたいのであります。
新聞記事に検査の内容として報道せられておりますことは、大蔵省の公式発表は勿論その他の暗示によるものでもございませんから、その内容につきましては当局は全然関知しておりません。こういうような次第でございますから、新聞記事を直ちに大蔵省の検査の結果と一緒に結付けて考えるということは、極力排除いたしたいと考えておる次第でございます。
これが一家の支柱を失つた全国百数十万留守家族を不安と悲観のどん底に陷れ、マツカーサー司令部のたびたびの配船の公式発表がされた事実に相反する言辞を弄したことは誣告も甚だしい。占領下の日本として断じて許せぬ問題であります。
今回のソ連大使館の発表による各種の数字につきましても、相当に國民の納得の行かぬ点があるのでありまして、(「その通り」と呼ぶ者あり)若しソ連側の全面的な公式発表が既往においてなされるか、或いは残留者全員の通信が許されるかいたしておりましたならば、事態は今日より遥かに明朗であつたろうことは疑いを容れぬところであります。
從つて公式発表はちよつと差控えざるを得ないのでございますが、一般の邦人を含めまして、約六万ということになつております。それから南方関係の復員は、一應全部終つておるということになつておりますが、いわゆる状況不明として現在探求中のものが約三万あるのであります。そのほかいわゆる戰犯の関係で、現地で服務中の者、あるいは未決で抑留中の者というものが数千あるのであります。
第三は、死亡者、生存者の氏名の公式発表についてであります。現在まで死亡者、生存者の氏名が全然発表されておりませんことは、お互い國民のひとしく不安と焦慮の念に駆られ、疑義を深くするところでありますから、この際是非とも公式発表を希う次第であります。 第四は、在満同胞の氏名の発表と、通信並びに引揚の開始についてであります。