1959-04-07 第31回国会 衆議院 運輸委員会 第22号
今言ったように、法律一点張りあるいは公式一点張り、民主主義の時間がかかって回りくどいということを全然抜きにして物事を処理するようなことでは、私はどっちにしてもまずいと思う。この点を警告して、私は一応質問をやめます。 最後にちょっとお尋ねしますが、最近播但線の事故がありましたな。あれについて報告は聞いているんですか。
今言ったように、法律一点張りあるいは公式一点張り、民主主義の時間がかかって回りくどいということを全然抜きにして物事を処理するようなことでは、私はどっちにしてもまずいと思う。この点を警告して、私は一応質問をやめます。 最後にちょっとお尋ねしますが、最近播但線の事故がありましたな。あれについて報告は聞いているんですか。
そういう人が、今あなたの御指摘になったような不良少年が多いとかその他もろもろのことばかりでなしに、どうも日本のわれわれの後継者としてこれでよいかという反省——これは認識の相違、見解の相違だといえばおしまいですけれども、そこに公式一点張りの民主主義というもので主義とおぼれ死にをするというようなおろかな行き方があるのではないかと思うのです。これは公式だけでやれば一番簡単です。
インフレーションの高進する時期におきまして、公式一点張りの健全財政ということは、とうてい望まれない場合もあるのでございます。何も建設工事ばかりが復興公債と限る必要はありますまい、運輸の円滑化ということが、日本の経済の再建の鍵であるならば、そのために出す公債は、よしんばいわゆる常識的に言う建設工事ではなくても、復興公債の範囲内に入るべきではないかと思うのであります。
世間知らずの役人や、公式一点張りの統制論者が、机の上や頭の中で心配されるようなことは決してありません。願わくば、生きた経済の理法というものは血が通つておるということに、よくお氣を止められたいと存じます。