運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login
25件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

  • 1
  • 2

1971-11-12 第67回国会 参議院 公害対策特別委員会 第2号

それにつきまして、若干、余分なことを申すようでございますが、御指摘の昨年の十二月の公害罪法案審議におきます連合審査会での当時の大臣答弁につきましてでございますが、いまおっしゃいましたように、魚が死んだ場合には捜査を開始するというふうな趣旨最後のほうでなっておりますけれども、その質疑、また答弁には、さらに先立つ問答があるわけでありまして、それらを通じて見ますと、当時の答弁趣旨は、魚が死んだというだけで

前田宏

1971-10-04 第66回国会 参議院 公職選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第1号

昨年秋の公害国会の前に、財界からの圧力で、つまり公害罪法案をどうするかという問題が出たんですが、佐藤総理自身、これに対してどのように答弁しているかというと、「電力はほしい、しかし発電所は困る、どうもそういうのが至るところいま起きている。これを見るにつけましても、——自分のところだけには発電所はつくりたくない、どうもかってな言い分が出ているように思う。」

岩間正男

1971-10-04 第66回国会 参議院 公職選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第1号

岩間正男君 それでは、先ほどもお話ししましたけれども、いまの段階で、これがまあこの献金によって公害規制を緩和するとか、さらにいろいろな公害罪法案というものを骨抜きにするとか、そういうことをしたんじゃない、献金とそれからそういうふうな政策上のこととは関係ないと、こうおっしゃるのですけれども、少なくとも国民の疑惑は、これは非常に渦巻いておるのですね。これやめたらどうです。

岩間正男

1971-04-26 第65回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第11号

公害罪法案というふうなものが通る世の中でございますから、こういうことがなければもう企業といえない、こういう理念を徹底させる、これが一番大事なことだろうと思っております。ですから、法律と合わせまして、そういう指導と合わせまして、企業内部体制というものを実質的につくっていきたい、これが基本的な考え方でございます。

莊清

1970-12-18 第64回国会 参議院 法務委員会 第5号

松澤兼人君 これは確かに明確で、その点私たたちが公害罪法案というものをここで審議してもその審議あるいは論議というものが全くむなしいものだということを感じます。多少とも四日市ぜんそくに対する何らの救済にならない。あるいは川崎、あるいは市原における同じようなケースに対して公害罪法というものは何の救済にもならない。

松澤兼人

1970-12-18 第64回国会 参議院 法務委員会 第5号

ただいま御指摘の、自由民主党の法務部会というのは、ちょっと日が私、ただいまははっきりいたしませんが、十月の中旬であったと思うのでございますが、そのときには、ほかの案件とも、ほとんどの案件とも、一緒に法務省では公害罪法案というものを考えておるようだが、どういう考えなのだというような考え方を御聴取になったと記憶いたしておりまして、その当時はまだ要綱としてでき上がっていなかった段階でございます。

辻辰三郎

1970-12-17 第64回国会 参議院 法務委員会 第4号

参考人庭山英雄君) まず結論から申し上げますと、この際、公害罪法案につきましては拙速をやめて、たとえば、私のような全刑法学者、私を含めて全刑法学者並びに全刑事訴訟学者に、法案について十分な検討をする余裕を与えていただきたい、そのように考えるわけです。なぜそのように考えるかという点を以下申し上げてまいりたいと思います。  私は公害罪立法について、基本的には賛成の立場をとっております。

庭山英雄

1970-12-17 第64回国会 参議院 法務委員会 第4号

はっきり申し上げて、行政庁の役人が公害をしょっちゅう出している人のところに行って話しをするときに非常にしやすくしていただくという点が一方にあり、それから基準の定め方が、たとえば東京につきましては東京に相応した基準を定める方法というものをきちっときめていただいて、そしてその中でこの公害罪法案というものが出てくるものでございましたら確かにおっしゃるとおりだと思うのでございます。

戒能通孝

1970-12-17 第64回国会 参議院 公害対策特別委員会 第6号

○国務大臣山中貞則君) そのようなものを設ける気はございませんが、公害監視官的なものについては、労働大臣が、公害罪法案審議関連をして衆議院法務委員会で検討することを約束いたしましたので、閣議でこれを取り上げまして、ただいまお話しになりましたような労働基準監督官あるいは地方の公害対策関係各種法によって立ち入り権等を与えられるであろう職員あるいは現在都市型保健所と俗に言っておりますところまで置かれている

山中貞則

1970-12-15 第64回国会 参議院 法務委員会 第3号

こういうことでございますので、これはまた公害罪法案審議の際に実は申し上げようと思っておったのでありまするが、普通の法律知識だけではなかなか問題の処理は困難だ、むろん外部に鑑定その他も出すわけでありまするが、それだけには頼れない。ある程度の基本的な知識を持っておる必要がある。こういうことでございますので、公害のための検事というふうなことで予算要求もしておる。

小林武治

1970-12-15 第64回国会 参議院 法務委員会 第3号

政府委員辻辰三郎君) ただいま御審議を願っておりますこのいわゆる公害罪法案これは刑事罰を科するという法案でございますから、事、犯罪の成否といいますか、刑事関係につきましてはこの行為者故意過失もないという場合を処罰する、いわゆる無過失の場合にこれを処罰するということは、これはもう近代的な刑法の大原則に反するわけでございます。

辻辰三郎

1970-12-14 第64回国会 参議院 公害対策特別委員会 第3号

政府委員辻辰三郎君) 公害罪法案にいいます、公衆生命または身体に危険な状態、これを何で判定するかという点でございますが、これは、当該具体的な事案事案に即しまして、その具体的な事案具体的状況に応じて、科学的な鑑定と申しますか、科学的な知識前提にして認定されるべき問題であると考えております。

辻辰三郎

1970-12-11 第64回国会 参議院 公害対策特別委員会、地方行政委員会、法務委員会、社会労働委員会、農林水産委員会、商工委員会、運輸委員会、建設委員会連合審査会 第1号

たとえば公害罪法案にしましても非常にあいまいであって、どの程度実効があがるか非常にわからない。また肝心の被害者救済についても、具体的には何らこの国会では前進を見てない。先ほど佐藤総理も何もやっていないことではないと言われましたけれども、確かに何もやっていないと思いませんが、少なくともこの国会で具体的に取り上げて前進しなかったということは言えると思うのです。

田渕哲也

1970-12-11 第64回国会 参議院 公害対策特別委員会、地方行政委員会、法務委員会、社会労働委員会、農林水産委員会、商工委員会、運輸委員会、建設委員会連合審査会 第1号

しかしながら、公害罪法案というのは、非常に純司法上、法理論上の問題で、たいへんいまのようなむずかしい議論でございますので、そこで法務省でこれは全責任を持って立案していただくということにいたしました例外法案でございます。したがって、私のほうから答弁要求されたわけでありますが、逃げるわけではございませんし、私は私なりの解釈も持っております。すなわち、いままでは、(「言え」と呼ぶ者あり)申し上げます。

山中貞則

1970-12-10 第64回国会 衆議院 議院運営委員会 第5号

二番目に、法務委員会公害罪法案を緊急上程いたしまして、高橋委員長報告がございます。討論反対討論で、日本社会党公明党の順序でございます。日本社会党公明党、民社党が反対でございまして、日本共産党が棄権でございます。  三番目に、日程第一に入るわけでございますが、日程第一とともに、土壌の汚染防止等に関する法律案を一括上程いたしまして、両案につきまして、草野農林水産委員長の御報告がございます。

知野虎雄

1970-12-10 第64回国会 衆議院 法務委員会 第6号

公害罪法案とそれの民事的な問題との関連についての質問であります。  企業が原則的に排出基準を守っておれば公害罪違法性を阻却するというのが従来の答弁でございました。しかし、それは民事的には一体どうなるのだろうか。すなわち排出基準を守っておる、しかしながら公衆生命身体、財産に被害を与えた場合、民事的には不法行為が成立すると思われますが、この点についての御見解を承りたい。

中谷鉄也

1970-12-10 第64回国会 衆議院 法務委員会 第6号

そういうことを考えますと、やはり新しい公害罪法案の発想によりまして、より広範に、たとえばカネミの問題あるいは森永砒素ミルク問題等につきまして、解決の糸口と申しますか、被害を未然に防止するという意味あるいは刑事犯罪としてきびしく取り締まるという方向からして、私は、取り入れることは意義があると思いますし、局長も十分御承知のとおり、法制審議会刑事法特別部会の第一次試案にも、第二百十八条に飲食物毒物混入

岡沢完治

1970-12-10 第64回国会 衆議院 法務委員会 第6号

といいますのは、この食品毒物を混入するということそれ自体が一つの、たいへん健康に有害な行為でございまして、その毒物を混入してから公衆生命身体に危険を生ぜしめるということはまことにまどるい話でございまして、この毒物を混入することが、すなわち現在の公害罪法案におきます危険な状態を生ぜしめたというところに当たるわけでございます。

辻辰三郎

1970-12-10 第64回国会 衆議院 本会議 第7号

(拍手)  最後に申し上げますが、本公害罪法案が前述のごとくきわめて問題が多く、かつずさんでありますので、われわれ野党三党は共同して、「おそれ」条項法務省原案に戻すほか、多発する食品公害の危険をも規制する内容を含む修正案委員会において提出しましたが、自民党の同調が得られず、残念ながら否決されましたので、遺憾ながら本政府原案反対ぜざるを得ないことを重ねて申し述べまして、本討論を終わる次第であります

畑和

1970-12-08 第64回国会 衆議院 運輸委員会 第3号

米田委員 それはやむを得ませんが、公害罪法案それから公害基本法公害罪法案では企業刑事責任、それから基本法関係では無過失補償責任、これが実はあるわけでありますが、無過失賠償責任は、この国会ではいま議論になっておりませんけれども政府答弁担当大臣答弁から推定いたしますと、少なくとも次の国会くらいにはこれはかかる。

米田東吾

1970-12-08 第64回国会 衆議院 法務委員会 第4号

横路委員 公害罪についてしぼってお尋ねをしたいのでありますが、まず、この法律案提案理由説明書の中に、公害罪を提案した理由として、「現行の刑法規定及び関係法令の罰則が公害の実態に照らして必ずしも十分なものとはいいがたい状況にある」から公害罪法案を提案したのだということが書かれているわけであります。

横路孝弘

1970-12-08 第64回国会 衆議院 法務委員会 第4号

そういう認識の上に公害罪法案というものを出されてきた。そうすると、いまお話があった大気汚染防止法にしても電気事業法にしても、いろいろなたくさんの法律があるわけですね。法務省として一体どういうぐあいに不十分なのか、そこをお答えいただきたいと思います。   〔福永(健)委員長代理退席委員長着席

横路孝弘

1970-12-08 第64回国会 衆議院 建設委員会 第2号

自民党首脳財界首脳に「来年の選挙資金を」と頼みにいき、同じ席で財界は「公害罪法案審議未了で流してほしい」と党に頼む。それが十日前だ。ききめ即座に現れる。財界の「圧力で……」と、どの新聞にもあった。「……ゆらぐ自民党」「及び腰の自民党」「苦慮する自民党」ゆらいだのは党で、政府最後まで「法務省原案どおり修正で通す」形でいた。しかし、そういう政府が必ずしも正義の味方だったわけではない。」

卜部政巳

1970-12-08 第64回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第4号

前田説明員 いわゆる公害罪法案立法のねらいと申しますか、その点についての御質問だと理解するわけでございますが、これまでもいろいろ御議論がございましたように、またいまも申しましたように、いろいろな関係行政法規におきます規制というものがだんだんと整備されてまいりまして、各企業におきましてそれを完全に守っておるということでございますれば、問題は起こらないといっていいかと思うわけでございますけれども、場合

前田宏

1970-12-08 第64回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第4号

○林(義)委員 公害対策という観点からながめますと、この公害罪法案については、私がすらっと見たところでは非常に問題がある。と申しますのは、これはやはり刑事犯でございますから、行為者個人を罰するわけでございます。これをすらっと読みますと、一つ工場から出たものが、人に対して危険を及ぼすような状態規制するということでございます。  

林義郎

1970-12-07 第64回国会 衆議院 運輸委員会 第2号

前田説明員 いわゆる公害罪法案におきましては、二条、三条におきまして、故意または過失により人の健康に有害の物質排出して、公衆生命または身体に危険を生じさせた者の行為を処罰の対象といたしておるわけでございます。  したがいまして、ただいまお尋ね臨海工業地帯からシアンその他の有害物質排出されたというケースにつきましても、またその内容におきましていろいろな場合があろうかと思います。

前田宏

1970-12-07 第64回国会 衆議院 法務委員会 第3号

ただ、この公害罪法案に定めるような犯罪につきましては、事柄の性質上専門的な知識というものが大いに必要とされると思うのでございまして、現にこの法案とも関係なしに、すでに本年から私どものほうでは全国の検事の会同の際におきまして、公害関係事案協議事項にして、いかにしてこの種事犯捜査処理を行なうかというような問題についても十分研究をいたしておりますし、将来もいたしていかなければならないと思うのでございます

辻辰三郎

1970-12-07 第64回国会 衆議院 法務委員会 第3号

辻政府委員 今回御審議を願っておりますいわゆる公害罪法案に似たような外国立法例があるということは、すでにお手元にお配りいたしました「外国立法例」という資料にあるとおりでございます。  具体的に申せば、これはスウェーデン刑法であるとか、ニューヨーク州刑法であるとか、あるいはロシア共和国刑法に同趣旨規定がございます。  

辻辰三郎

1970-12-04 第64回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会地方行政委員会法務委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号

公害罪法案が、財界からの注文で修正された。政府の準備した法案が、今度ほどはっきりと、みんなが見ている前で、あっという間に、部外の力で修正されてしまった例はないだろう。自民党首脳財界首脳に「来年の選挙資金を」と頼みにいき、同じ席で財界は「公害罪法案審議未了で流してほしい」と党に頼む。それが十日前だ。ききめ即座にあらわれる。財界の「圧力で……」と、どの新聞にもあった。

小林進

1970-12-04 第64回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会地方行政委員会法務委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号

○小林(進)委員 次に、私は公害罪法案修正点についてお伺いをいたしたいと思うのであります。公害罪法案については、政府公害防止に対する姿勢のところで承りましたので、重複は避けて、主としてその内容について承りたいと思うのであります。  昨日の本会議場において、わが党の質問に対して法務大臣は、危険を及ぼすおそれがある場合の条項削除をしたことは、本質的にはたいしたことはないという御説明をされました。

小林進

  • 1
  • 2