1977-10-26 第82回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号
○助川参考人 行政をやっている方の公害対策局の大気課あたりでちょっと拝見いたしました。かなり部厚いものだったように思います。
○助川参考人 行政をやっている方の公害対策局の大気課あたりでちょっと拝見いたしました。かなり部厚いものだったように思います。
これはあれですね、千葉県の公害対策局の委託調査でも、すでに京葉十四号線寄りの五階、上限が五十七ホン、中限が五十三、下限値が五十ということで、これ、環境基準を超えている。それから昼間でも上限六十四ホンというようなふうに環境基準超えている、現在ですよ。大気汚染の問題でも、私現地へ行って聞いてきましたけれども、主婦の人から。
この中身を見ますと、横浜市の公害対策局の最近の調査でも、調査地点七カ所のうち六カ所までが、国の暫定基準八十ホンをこえていますし、振動も、ピークをとりますと毎秒一・二六というようなことを記録しています。
私は、はったりでも何でもなく数値を申し上げるわけでございますが、名古屋市の公害対策局が行ないました名四国道の公害実態調査、こういうものがあるわけでございます。それによりますと、たとえば騒音の場合は、ある地点でございますけれども、平均値が昼間で七十四ホン、夜間は六十八ホン、朝方で七十三ホン、こういうことで、いずれも工業地帯での騒音基準を大幅にオーバーしておるわけでございます。
環境上の対策がもちろん必要であるということは、国も地方も全く同じ状況でございますが、国の場合におきましては、先生御承知のように、大臣認可にかかる事項につきましては環境庁長官の環境保全上の観点からする意見を聴取するわけでございますが、県自体もそれぞれ公害対策局とか公害防止局とか、そういった機構を最近はほとんど全部持っております。
そこにつきましてはすでにこれは名古屋市の公害対策局におきましても現状の音をはかっております。また私どもも、そういう新しい高速道路をつくるにつきましては地元の方ともいまお話し合いを進めておりまして、これができた場合にはこのくらいの音になります。またそういう対策につきましてはこういう対策をするから環境基準は守れますというようなお話し合いをいま進めておるところでございます。
それじゃ一体どうしてそういうものがあり、その中身は何であるかということでございますが、局と名がついておりますのは、たとえば青少年の保護局でございますとか、あるいは公害対策局でございますとか、総じて一つの部で処理できないような、多くの部にまたがっておりますようなものが中身になっているのが私は多いと思います。
○大橋(敏)分科員 処分ということばが云々とおっしゃいましたけれども、私は応分のと言いましたから、それに相当するだけのことはちゃんとやはりやっていかないと、公害対策局の政治姿勢といいますか、行政姿勢ですから、これは重大だという気持ちでいま述べているわけです。
実は市の公害対策局の人は、そのときには行っていないのですよ。ほんとうは事情は知らないと思うのですね。いまの局長さんの御報告では、廃液の処理槽のコックを締め忘れたか何かで流れ出たんだ、こういう理由になっているようですけれども、この点がだいぶ事実と違うわけですよ。私はこの点は非常に大きな問題だと思うわけです。つまり、公害を防止して住民の健康、生命を守ろうというのが公害対策局の使命であると思うのですね。
○大橋(敏)分科員 長官、私がいまお尋ねしている中心は、要するに北九州市の公害対策局がその公表を避けていたというような姿があるのですね。と同時に、かりにこういうことであったという場合も、いま言ったような、理由が事実とだいぶ相違しているわけですよ。この姿勢についてどう思われるかと言っているわけです。
これには市の公害対策局も、これまで市のほうで調べた調査と一致する点が多い、役に立つデータだと、こういうことを言明しています。私は、こういう事実だけを見ても、名古屋市が今度の地域指定から除外されたというのについては、それなりの環境庁としての所見があるのではないかと私は考えるわけでございます。 なお、もう一つつけ加えるなら、この名古屋の公害はもう人命を失わせております。