1977-04-07 第80回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
それで、エリートでなければああいうところに育たぬなんということになったら、私たち人間はエリートでなかったら公害地に生きていくことはできないじゃないかというふうなことを話ししておられましたけれども、私も本当にそうだと思いましたね。それで宮城前の松の話をされましたけれども、あの手入れなんてすごいもんですよね。本当によく手入れされている。
それで、エリートでなければああいうところに育たぬなんということになったら、私たち人間はエリートでなかったら公害地に生きていくことはできないじゃないかというふうなことを話ししておられましたけれども、私も本当にそうだと思いましたね。それで宮城前の松の話をされましたけれども、あの手入れなんてすごいもんですよね。本当によく手入れされている。
私は、広く公害地をいろんな角度から調べてきておりますが、唐津の発電所の大気汚染規制ぐらい厳しくきちんとやられたところはございません。これは碇という所長さんが、若い方ですが大変熱心で、学術的な水準の非常に高い方で、いい学術報告をたくさんしていらっしゃる。
しかし、日本国じゅう二百万ヘクタールですか、それが全部公害地ではないんです。ですからこれはそれだけではない、それも一部あるでしょう。しかし、やっぱりいろいろ研究した結果、マツノザイセンチュウの害だということはお認めになりませんか。
それから、次に、公債なんですけれども、私の県は、御承知のように、安中の公害だとか、公害地を実は含んでいます。そういう点で、公害防除の特別の土地改良事業等をやるわけなんですけれども、これに充当する地方債の元利償還金については、ぜひ一〇〇%算入をしていただきたい。先ほども出ておりましたけれども、これについては、ぜひとも一〇〇%の算入をお願いいたしたいと思うのです。
環境上も、そういうガスが発生をした場合、噴火があった場合は、人間の生活許容量というものから考えましても、どんな大都市の公害地に比べても、その噴火したあとは二十倍から三十倍程度の亜硫酸ガス等の濃度があるようであります。そういうところで勤務しているためであろうと思うのですが、三年の間に三人も死亡をしているという実例を聞いたわけです。
そこで、各府県と言いたいのですが、一ぺんにそうはならぬとしても、大きな公害地をかかえておる地区あたりには、そういう組織を地方にも持つべきである、こういうのが一点。 もう一つは、せっかくそこで裁定をせられた、あるいは訴訟に勝ったとしても、その責任企業が資力のない場合には、これはほんとうの救済にならない。そこで救済制度を考えるべきである。それは基金とかいろいろな方法があると思うのです。
○後藤委員 いま言われました米の問題については、大阪であるとか滋賀県であるとか岡山であるとか、やはり関連しておる公害地があるわけなんです。資料がなかったからどうのこうのと言われますけれども、少なくとも厚生省でいま入手しておるところの資料に基づくならば、これは常識的に規制問題については、暫定的にはなるでありましょうけれども、何かお米に対する規制も私できると思うのです。
これも同じく予算委員会で、私が簡易水道とそれから水源供給事業ですか、この点について、こうした公害地における簡易水道あるいは水を供給する事業施設をつくる場合には地元負担がないようにすべきではないかと、いままでは井戸水を飲んで何ら疑いなかったわけです、それが、いつの間にか井戸がだめだからあわてて水道を引けということになるわけですから、地元負担がないというふうにしてほしいと言うのに対して、自治大臣は、四万円
ところが、きょう問題になっております休廃止鉱山の問題、これは私も長年、昭和十六年、つまり戦争前から農林省におりまして、いろいろの鉱山の公害地を調べてきたわけでありますが、一番問題になりますのは非常に小さな鉱山でありまして、金属の値段が高いときには、たとえば銅が暴騰しますと盛んにそこで掘っております。
いまの粉じんですが、従来の公害は有毒ガスが健康被害を発生する非常な一つのねらいだったと思うんですが、しかし、私たちが各地で公害地を回りまして聞きますお話の中には、有毒ガスプラス重金属じゃないか、シアンを含んだ粉じん、あるいはその他の重金属、したがって、亜硫酸ガスの規制だけじゃなくて、そうした粉じんの規制こそ新しい公害病発生を防ぐ非常に一つの大きな要素じゃないかということを強く公害地のほうからも訴えられます
かといって、公害地で自分の不注意や何かでぜんそくになった方々ではないわけですから、したがって、これから公害と本格的に取り組もうとおっしゃる大臣が、そういう公害で病気になっておる方々に対して、ぜんそくは気持ちが大事だよというのは適当じゃないじゃありませんか。
○小平芳平君 大石長官がたいへんに積極的な姿勢で公害地を視察され、あるいはきょうの内田委員の質問に対する御答弁でも、積極的に公害と取り組もうとなさっておられる点、私は、たいへんうれしく思います。 きょうは、わずか三十分の時間でありますので、長官におもに姿勢につきまして、具体的な問題を二、三取り上げながら公害に取り組む姿勢につきましてお尋ねをしたいと思います。
それから、長官がこの四日市の公害地を視察されたそのときに、私は、新聞報道を読んだだけでございますので、実際は長官のお気持ちはいまからお尋ねするわけですが、四日市の空は思ったよりきれいだと、そして公害防止対策は進んできたというような趣旨の発言をされているように報道され、患者は憤慨しているわけですが、これは四日市がきれいになったどころではなくて、この研究報告によりますと、汚染の広域化があらわれ、かつ増産
○越村参考人 公害地での調査というのはやっておりますけれども、距離的にどうこうということになりますと、ちょっと非常にむずかしいわけですが、大体私のほうの工場から離れました四キロ程度のところでは、風向等の関係、いろいろございますけれども、大体九トンぐらいのところでございます。
地盤沈下は公害地だということが一応いわれておるのであります。そうしてその原因は一体どこにあるかということは、いろいろ学説があります。一つは地殻の変動もあるでしょうし、いろいろな問題があると思うが、通説としては大体地下水のくみあげだということが一つの説になっていることは間違いがない。ところが、地下水のくみあげを防止するということがどこにもあらわれていない。
最近は、公害地に対して近く自治省から出るものでも、きわめて不十分でありますけれども、それでも補助金を三分の一、四分の一のものは二分の一にしよう、三分の二にすべきものは三分の二にしよう、こういう形で補助率の引き上げをやっているわけですよ。いまの振興法の十一条なんて補助率の引き上げじゃないんですよ。
なおかつ公害地の農業の確立、私たちとしましてすでに毒物の入っておるものはつくりたくない。さらにまたこういったものを大勢の人に農民として食べてもらいたくない。これが私たち農民の気持ちでございます。したがいましてあの安中におきましては、土地を使っての農民の食用作物の栽培ということはもう不能でございます。
それからいま私のすぐ裏の麦を持ってまいったんでございますが、公害地の麦というのは大体カドミその他重金属が表層土の十五センチぐらいのところにたくさんございます。したがって、公害地特有のものですが、重金属の過剰によりまして根が全部やられておりまして、根が伸びないのでございます。これはひとつごらんになってください。私が切ったんでも何でもございません。これが公害地の植物の特徴でございます。
そういう意味からたいへん痛いことをいっておる、ニューヨーク・タイムズの、この間の十一月三十日の日付のやつでございますけれども、なかなかうまいことをいっておるので、私はちょっと引用させてもらいますが、「一億人の日本国民のうち、三分の二は東京から広島に至る沿岸地域に住んでいるが、この地域では空気も水もよごれ、市街地は家がひしめき合い、スラムのような公害地はおよそしゅう悪である。」
そうしてその全国の、これは公害地を除いてのカドミウムの白米中の平均は〇・〇六六PPMであるということをすでに発表しております。そして日本の米は外国よりもカドミウムが多い、そういう傾向があることを知っておりまして、タイとかその他の国から輸入しました外米にはカドミウムが少ない。
一つ、政府は公害地住民の無料検診を定期的に行なうこと。 一つ、公害から子供を守る方策を至急進めること。公害地の子供は大気の汚染で気管支や眼をおかされ、航空機爆音でノイローゼや情緒不安を起こしております。彼らはその作文で、きれいな空を返してと訴えております。この子供らに無料検診を実施し、休暇中に空気のよいところに国の費用で疎開させること。
それでその班員の一人といたしまして、今回も公害地の資料の分析のクロスチェックには参加してきたわけであります。ところが、先日厚生省から発表されましたカドミウム汚染に関する見解、そういう文書が出ておりますんですが、この文書の作成にあたりましては、私は何ら前もって相談を受けておらないのであります。
ですから、やはりこの公害地の場合は特にこれに気をつけなければならないのじゃないか。ですから、ただ対照と申しましても、外国を対照に使えば非常な大差が出てくる。ですから、日本のかなり高いところを対照にとるか、または外国のこういうゼロというのを対照にとるかによって、これは同じ対照であっても違うのだということをひとつ御記憶願いたいと思います。
ところが、私ども日本人は、この公害地を除けば、その大気からも水からもカドミウムは幾らもとっておりません。全然取っていないと言っていいわけなんです。
ただしかし、最近聞くところによりますると、静岡県の三島と岡山県の水島、そうして和歌山市、この三つがいわゆる三大公害地になっていくだろうというふうなことを言う人もいる、そういう状態であります。要するに、本件の埋め立て問題が非常にこじれにこじれたのも、従来、住友金属と住民との間に公害をめぐってのいろんな問題があったと思うし、労働災害をめぐっていろんな問題があったと思うのです。
排水口が幾つもあるというようなことでございまして、一体この公害を発生しておる工場がどれなのか、また、この公害を発生させておる煙突が一つなのか二つなのか三つなのか五つなのか、数多くの煙突の中でどれが一番公害の発生源であるかといったようなことが、これが事実上非常につかみにくいということでございまして、頭の中では、公害地における公害を発生しておるのは工場等に違いないということがわかるのでございますが、具体的