1952-07-03 第13回国会 参議院 本会議 第61号
原案反対の第二の理由は敗戰という大きな犠牲と反省の上に治安維持法、治安警察法、新聞紙法、出版法、言論、出版、集会、結社等取締法等、警察政治の具に供せられ、国民の自由を弾圧した諸法律、弾圧諸法規を基礎とする警察官僚機構を清算し、新警察法により民主主義的、地方分権的人民のための警察制度を確立したにもかかわらず、爾来、未だ五年ならずしてこの破防法、公安調査庁設置法等曾つての専制政治の基礎、中央集権的治安警察
原案反対の第二の理由は敗戰という大きな犠牲と反省の上に治安維持法、治安警察法、新聞紙法、出版法、言論、出版、集会、結社等取締法等、警察政治の具に供せられ、国民の自由を弾圧した諸法律、弾圧諸法規を基礎とする警察官僚機構を清算し、新警察法により民主主義的、地方分権的人民のための警察制度を確立したにもかかわらず、爾来、未だ五年ならずしてこの破防法、公安調査庁設置法等曾つての専制政治の基礎、中央集権的治安警察
○政府委員(關之君) それは公務員法及びこの公安調査庁設置法等におきまして、公安調査官が上官の指揮、命令に服してその職務を行うと、従いまして上官におきまして報告書を出せとこういう命令がありますれば、そこの根拠に基きましてさような報告書を作成することに相成ると思うのであります。