1969-04-25 第61回国会 衆議院 地方行政委員会 第27号
しかし、抗議には抗議らしい形もあるわけでありまして、公安委員長自体もエチケットに反するということを言っておるのですから、そういう服装をし、品物を持っていったということは、非は明らかにやはりそちらにあるということくらいは常識としてわきまえていただいて、けんか両成敗というおことばは、これは取り消されるのが至当だろうと私は考えます。
しかし、抗議には抗議らしい形もあるわけでありまして、公安委員長自体もエチケットに反するということを言っておるのですから、そういう服装をし、品物を持っていったということは、非は明らかにやはりそちらにあるということくらいは常識としてわきまえていただいて、けんか両成敗というおことばは、これは取り消されるのが至当だろうと私は考えます。
私は、最近の新聞で、寝食を忘れ、しかも家庭を忘れて薄給に甘んじ、靴をすり減らし、足を棒のようにして日夜暴力団の根絶のために活動をしているといわれる淀橋署の戸沢清部長刑事のように、信念と気魄の権化のようなりっぱな人物のおることを知って、実に愉快に感じたのでありますが、しかし、法務大臣や公安委員長自体がこの委員会において見せられたこれらの片言隻句からうかがわれるそういう気魄は、首脳部でさえもそういうことであるのだから
国家公安委員長は国家公安委員会の決定した意思に基いて意向を代表するわけでありますから、総理府の外局でありますので、国家公安委員長自体が閣議に請議することはでき得ませんので、これを閣議に請義してくれということを総理大臣に申し出るという決裁をいたしたのであります。
辻公安委員長自体この改正案をおつくりになること自体が、少し私はおかしいのではないか。自治体警察の存廃の問題まで国家公安委員長である辻さんがおやりになることはおかしい。むしろ辻さんをお加えになるのであれば、全国の公安委員長の代表をお加えになつてやるのが私は至当であろうと思う。