1949-05-18 第5回国会 衆議院 農林委員会 第25号
なお政府は、今回公團取扱い物資中から、カン詰及びグルタミン酸ソーダを除きましたが、これはこれらの物資が輸出を主眼とし、國内配給上一手買取り販賣の方法によらなければならないほど、國民生活上必需性を有しないと認めたがゆえであります。 第二に、統制機構の簡素化をはかつたことであります。
なお政府は、今回公團取扱い物資中から、カン詰及びグルタミン酸ソーダを除きましたが、これはこれらの物資が輸出を主眼とし、國内配給上一手買取り販賣の方法によらなければならないほど、國民生活上必需性を有しないと認めたがゆえであります。 第二に、統制機構の簡素化をはかつたことであります。
○三堀政府委員 公團取扱い物資につきましてのやみでありますとか、横流しなんかの問題につきましては、もちろん今までも考えて参つておりますし、今後も考えて参らなければなりませんが、この問題はもちろんただ取締りだけで十分に行けるというわけのものではないと思います。
この改正法律案につきしまして、ただいま神田委員長代理の提案せられました改正案によつて、この公團取扱いからはずされる炭は、発熱量四千カロリー以下の石炭になつております。
それでありますから実際から言うと全國の公團取扱いをはずして自由になりますれば、從來の需要のあるところに石炭が行くことになります。それが最もいいと思いますが、今の段階においてはいろいろな支障があるので、まず第一段階として四千カロリー以下のものからはずして行く、こういうことに考えられておるのであります。
○稻垣國務大臣 公團取扱いについてはカロリーの問題もありますし、あるいは今申し上げましたようにこの法案自体の中にも、今までは直接届けておつたのが現地渡しに変更する、あるいは山元渡しに変更するかもしれません。とにかくだんだんはずすという意味でありまして、カロリーの問題だけではありません。今はさしあたりこの問題が起つておるのでありまして、あるいは今後は現地渡しから山元渡しにしたらいいか。
○小金委員 この配炭公團法第一條に公團取扱いから除外される規定があります。その規定がうしろの別表第一に「第一条第一項の規定による石炭及びコークスは、左の通りとする。」ということが一から六まで明記してありますが、この列挙したものの中でやや明確を欠くものがあります。たとえば三の「微粉炭(沈でん微粉炭を含む。)」
なお公團取扱い停止に伴いまして價格その他の点について調整を要する点がありますので、これらについては目下研究中であります。なお詳細のことにつきましては所管大臣よりお答えすることにいたします。 〔國務大臣鈴木正文君登壇〕
ごろ、ただちに実施に移したいと考えているのでありますが、低品位炭につきましては他の品種と相当の事情が異つておりまして、その生産量は毎月三十万トンを越えて全生産量のおおむね一割に相当し、このような低品位炭を生産する多数に業者にとつては、價格及び資金面において相当の圧迫が予想されるのみならず、その需要業者も各業種にわたり非常な多数に上がつておりますので、販賣機構の整備その他諸般の準備態勢を整えた上で、公團取扱い
あの地方においては、炭鉱の從業者は約四万七千人おるのでございますが、このような炭價の決定、あるいは配炭公團法の改正等に伴いまして――いわゆる低品質炭の公團取扱いを停止するということによつて起きる失業者は、われわれの推定によれば、四千七千人のうち約三万二千人が、それに該当して失業者となつて來るであろうし、また企業はつぶれるという形になつて來ると思うのであります。
これはメリツト炭鉱の現状がこういう方向にきているということの情報でありますが、現在問題になつているのいはそれじやなくて、実はこの二、三日中に国会に提案されようとしている石炭公團法の改正によつて、四千カロリー未満の石炭を公團取扱いからはずすという問題、無煙炭、煽石も当然これと一諸にはずされますが、それが実はメリツト炭鉱と々ような意味において重大な関心事になつておるということは、先ほど來の御説明でおわかりの
またこれによつて業者が職を奪われるとか、あるいはその間に混乱を生ずるということもないわけでありまして、その點は資料として公團取扱いの油糧の内容はあとでお配りいたしたいと思います。