1950-03-31 第7回国会 参議院 本会議 第35号
先ず食料品配給公団関係でございますが、食料品配給公団取扱物資たる味噌、醤油、乳製品、砂糖、罐詰のうち、罐詰は国内需給のバランスも大体とれ、公団統制方式の必要がなくなつたので、昨年四月から除外いたしましたことは御承知の通りであります。
先ず食料品配給公団関係でございますが、食料品配給公団取扱物資たる味噌、醤油、乳製品、砂糖、罐詰のうち、罐詰は国内需給のバランスも大体とれ、公団統制方式の必要がなくなつたので、昨年四月から除外いたしましたことは御承知の通りであります。
今日、公団統制方式は、その改廃につきまして根本的再検討を加える必要があり、またそれは、いわゆる農林関係五公団全般にわたることでありますので、本委員会におきましては、すでに二月九日、公団に関する小委員会を設置いたし、各党各派より、小委員長以下十一名の委員を任命いたし、農林五公団の統制方式の改廃とその時期並びにそれが農業及び国民経済全般に及ぼす影響等につき鋭意検討を続けて来たのであります。
公団統制は本会計年度をもつて廃止する。従つて公団法の期間延長の手続をとらないということでございます。なおまた飼料配給公団廃止直後の混乱を防止するために、飼料需給調整規則を制定いたしまして、次の二点を定めるということであります。一つは、農林大臣が必要と認めたるときに業者に対する生産または販売の指示あるいは制限を行う。二点といたしまして、大豆かすは切符制によつて配給するということであります。
○徳永政府委員 ただいまの石油の販売につきましては、昨年に当初のクオータがきめらたわけでありますけれども、これは従来の公団統制というものを、民間配給に切りかえられました結果といたしまして、元売業者という段階を設けまして、スタートすることになつたわけでありますが、その際にとられました最初のクオータのベースと申しますのは、私着任する前のことでございます。
これは私は、やはり公団法のいわゆる公団統制方式の欠陷であると思う。これがすなわち根本である。その他あるいは公団の運営上において、お前はまずかつたじやないか、みんな仕事を十分しなかつたじやないかというようなおしかりはあろうと思いますが、そういう点は私どもの行き届かぬところでありますが、根本の理由はそこにあると私は思います。
しかし不幸にしてその委員会の主張は入れられずして、公団統制方式という高度の統制方式になつたのでありまして、ただいまの御質問に対する私のお答えは、当時の事情を申し上げまして、その後も私かわつておりませんし、また現在でも私はそういうような組織であつたなれば、さらに能率的な運営ができたであろうということを考えております。
○多田委員 その次に、これもやはり公団を廃止した場合における問題でありますが、公団統制を廃止した場合に、現在の日本の実情から、その物資については統制を継続しなければならないというようなものもあるわけでございますが、その場合に配給の統制と並行して、価格の統制をしなければならない。
今後公団統制というものが物の需給の面から考えまして、なお存続するか、あるいはもつと簡素にしたものでいいかどうかという問題につきまして、最も日本の現実に合つた今後の見通しとしても最もいい案ができますれば、そういう回答を実はいたしてさしつかえないというように考えているのであります。
改正法律案は、先に述べました油糧配給公団の一部を改正する法律案とともに、十二月一日委員会に付託せられましたもので、一括して議題に供しましたところ、民主自由党河野委員、新政治協議会小平委員、共産党竹村、深澤両委員より、それぞれ公団統制の存廃、経理、肥料値上げ等の問題について質疑が行われましたが、会期も切迫し、予算手続きも終わつた今日まで法律案の提出を怠つたことにつきましては、多数の委員より遺憾の意を表明
その後御承知のように前国会におきまして、食料品配給公団の取扱い品目のうち、カン詰とグルタミン酸ソーダとを公団統制からはずすことに相なりまして、ただいま罐詰局はなお存置してございますが、しかしこれはまつたく残務処理の仕事だけをいたしておるような状態でございます。 次に人員でございますが、ただいま役員は総裁、副総裁一名、理事七名、監事一名ということに相なつております。
この点につきまして、実は食料品配給公団の廃止問題があるのでございますが、砂糖につきましては今後やはり公団統制を存続する必要があるという見方も、相当強いように拝承しておるのでありまして、食料品公団が解散せられまして砂糖だけが残る場合におきましては、これを他の公団と合併いたしまして運営して行くというような意見もあるのでございます。
あらゆる公団、統制会社の決算については、直接監督官庁である農林省が、まず決算について下打合せの相談にあずかるわけです。民間の会社ほどではありませんが、各種の公団や統制会社においても、決算の裏表はあると私は想像いたしますが、この場合には、監督官庁がこの裏表に相談にあずかつているのが慣例であります。つきましては、この三月の公団の決算の前後において、農林省がこの決算に相談にあずかつたかどうか。
本來臨時的性格を持つ独占機構はなるべく早い機会にこれを廃止することが望ましいと考えるのでありまするが、我が國の石炭需給の現段階におきましては、一挙に公団を廃止するというような急激な改革は産業経済並びに國民生活に及ぼす影響が余りにも甚大でありまするので、この度の改正法案におきましては、先ず袢炭公団法の有効期間に更に暫定的に延長すると共に、一方において石炭及びコークスの中で需給の緩和した品種については、これを公団統制
元來公団統制方式は民生安定及び産業再建の見地から緊要不可欠の物資であり、而もその需給事情が極端に逼迫しておる物資であり、且嚴格公正な配給割当制度を実施するためには戰時中採用されました統制会社制度に準じた一手買取販賣方式を採用せざるを得ない物資についてのみ認められた制度でありました。