1999-06-03 第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第18号
それから、これは参議院の調査室でつくっていただきました参考資料で、住宅・都市整備公団基本問題懇談会提言という資料を見せていただきますと、この懇談会のいわゆる提言が必ずしも十分にというか生かされていない。
それから、これは参議院の調査室でつくっていただきました参考資料で、住宅・都市整備公団基本問題懇談会提言という資料を見せていただきますと、この懇談会のいわゆる提言が必ずしも十分にというか生かされていない。
五番目といたしまして、以上のことが十分反映できるように、公団基本問題懇談会に全国自治協代表を加え、定期的に審議をしていただきたいと思っています。 以上で、私の発言を終わります。 ありがとうございました。
賛成できない問題は四つございまして、第一に、公団基本問題懇談会家賃部会の運営のあり方です。第二に、家賃改定の必要性及び基本的な考え方です。第三に、家賃算定方法です。第四に、家賃値上げに対する公団住宅の居住者の不安や生活実態の問題です。この四点について、過去の経過を踏まえながら、賛成できない内容を申し上げます。
実は、全国公団住宅自治会協議会、いわゆる全国自治協の声明によりますと、今回の公団住宅の家賃改定のルールづくりに際しまして、住宅・都市整備公団基本問題懇談会の家賃部会での審議が打ち切られた、そして値上げ申請が強行されたとなっております。
公団といたしましてはこの趣旨を踏まえまして、公団総裁の私的諮問機関である住宅・都市整備公団基本問題懇談会の家賃部会においてこの問題を検討していただくことにいたしました。その部会には居住者の方、これは全部で十三名で成っておりますが、二名の居住者の代表の方も入っていただき、家賃改定のあり方について御意見を伺ってきたわけでございます。
住都公団は、三月十五日、公団基本問題懇談会に今後の家賃改定について御報告されました。従来五年ごとに二回やったんですが、今後三年ごとに定期的、自動的継続家賃の値上げ方式、平均四千七百円、最高一万五百円の第三次の一斉値上げを今月中に大臣件申請することを明らかにされました。
ただいま御質問がございました公団基本問題懇談会でございますが、これは私がさきに意見を述べる際にも若干触れましたように、総裁の私的諮問機関という性格でございまして、それだけに懇談会の方から積極的に公団の抱えている問題というようなことを指摘していくという立場ではございませんで、総裁の方から提示されましたものに期しましていろいろ意見を申し述べるというのが懇談会の性格でございます。
公団基本問題懇談会は、名前が示すように公団の基本問題について審議する場だと私は考えますり五十三年の値上げのときも、公団の基本問題である長期未利用地、空き家の解消に非常に注文がつきました。毎年、行政管理庁あるいは会計検査院から是正の勧告が出されておることも事実であります。
したがって、過去の委員会における議論及び五十三年の委員会の要望を初めとする附帯決議あるいは審議会答申や政府答弁、さらには公団基本問題懇談会における議論に基づき、私は、委員長に次のような処理の仕方をお願いしたい、こう考えます。 第一は、仮に公団が値上げを申請した場合、十分に時間をかけて委員会の合意を形成するように集中審議を行うように取り計らっていただきたい。
住宅公団といたしましては、この通達を受けて、ただいま公団総裁からお話がございましたように、公団基本問題懇談会を設置いたしまして、さらにその下に家賃部会を設けまして、学識経験者あるいは入居者の代表等の参加を得まして、その意見を伺いながら、改定額の算定方式等、家賃改定案の作成を行っているという報告を受けております。
私どもが公団基本問題懇談会の委員に聞きましたところ、適切な手続に基づく必要なルールづくりをまず行うべきであるとの委員の要求に対して、懇談会は委員の意見を聞くのみであり、審議会とは異なり、公団の案を直したり答申したりする性格のものではないとし、当面の家賃改定案を部会、懇談会に提示したということでございますが、そのとおりでございますか。
二 公団基本問題懇談会及びその家賃部会に入居者代表を委員として参加させ、まず公約である「適切な手続きにもとづく必要なルールづくり」を十分に議論し、公団と入居者の意志の疎通と合意の形成をはかること。 三 会計検査院から指摘のあった経営問題を含め、公団の詳細な経理の公開をはかること。 四 一九七八年の一斉値上げに際して衆参両建設委員会で採択された決議の主旨を尊重すること。