1953-09-25 第16回国会 衆議院 法務委員会 第34号
○押谷委員 書記官の作成義務はわかりましたが、当該裁判長のその公判調書作成に関する責任は、いま少し明確にしてもらいたいと思いますが、どういう責任がありますか。
○押谷委員 書記官の作成義務はわかりましたが、当該裁判長のその公判調書作成に関する責任は、いま少し明確にしてもらいたいと思いますが、どういう責任がありますか。
なお、終戰後、下級裁判所の刑事事件は激増の一途を辿り、簡易裁判所及び地方裁判所の裁判官一人当りの刑事被告人負担量は年八百四十九人(昭和二十二年度)となり、從つて、公判調書作成の任に当る裁判所書記の事務も繁忙を極め、その全能力を挙げて日夜調書の作成に追われている現状にあることを申し添える。