2004-05-12 第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
東京でも見ますと、公共施設自体も、昭和三十年代に、日本橋の上に首都高速道路のふたを引いてしまったり、童謡の「春の小川」の舞台になりまして、私の中選挙区時代の選挙区であります渋谷川にふたをかけてしまったり、コンクリートで全部を固めてしまって、それはもう今でも残って、今修復中でございますけれども、それは、都市の空間にあって、かなり惨めな形を持っております。
東京でも見ますと、公共施設自体も、昭和三十年代に、日本橋の上に首都高速道路のふたを引いてしまったり、童謡の「春の小川」の舞台になりまして、私の中選挙区時代の選挙区であります渋谷川にふたをかけてしまったり、コンクリートで全部を固めてしまって、それはもう今でも残って、今修復中でございますけれども、それは、都市の空間にあって、かなり惨めな形を持っております。
また、この関連公共施設自体にいたしましても、主に建設省の枠内でございまして、河川改修とか公園、都市計画街路の整備にとどまっております。しかし、住宅というのはすべての生活をそこでやるわけでございますので、学校も必要ですし、あるいは医療施設も必要です。
あなたが言われるように、まあほかのものでもいいですわ、こういう減税によって物がどんどん売れていくというようなことがかりにあっても——そんなことはありはしませんけれども、かりにあったとしても、いまの社会制度自体、あるいは公共施設自体がそういうものを許容し得るような状態ではないのです。いま以上に自動車がぽこぽこふえちゃったら、これは道路も困りますし、都市も困ります。