1997-05-29 第140回国会 参議院 運輸委員会 第12号
ところが、六三年に八%近くも物価が上がりましたのに対して、六四年一月に政府は公共料金値上げを凍結いたしました。さらに、十月東海道新幹線が開通しまして、営業支出が急増いたしました。国鉄の欠損といえばだれでも労使の争いを思い出します。しかし、その前に運賃抑制と大投資という二つの原因がございました。
ところが、六三年に八%近くも物価が上がりましたのに対して、六四年一月に政府は公共料金値上げを凍結いたしました。さらに、十月東海道新幹線が開通しまして、営業支出が急増いたしました。国鉄の欠損といえばだれでも労使の争いを思い出します。しかし、その前に運賃抑制と大投資という二つの原因がございました。
この四月から消費税が上がり、あるいは特別減税が廃止される、公共料金値上げ、あるいは医療費の見直しと国民の負担は増大する一方であります。そして、その一方では、相次ぐ官僚の不祥、あるいはまた空出張や官官接待など、汗を流して納めた税金を私物化したような態度に、国民の怒りは火のごとく広がっている、こういうことであります。
羽田内閣のときにはこの見直しのために公共料金の値上げ凍結を決めたわけですけれども、村山内閣になって一番先になさったことがこの公共料金値上げ凍結の解除でございました。そして、その後すぐに値上げラッシュが始まったわけであります。 この公共料金の見直しとは、まさにイコール行政改革そのものであります。
法人税、土地税制、有価証券取引税、みなし配当課税など、一握りの大企業が潤う見直してはなく、政治の流れを変えて庶民減税と公共料金値上げストップ、教育、福祉、社会保障の充実など、国のやるべき責任を果たしたらどうですか。そのためにも消費税増税はきっぱりやめるのが当然であります。総理、いかがですか。次に、金融問題であります。
そこで、一つは、公共料金の問題はこの委員会でもいろいろと論議になりましたけれども、この大幅値上げはさらに公共料金値上げを大きく加速させて、国民生活に大きな影響を与えるのではないかという心配があるということ。
このような中で、メジロ押しの公共料金値上げを行ったことは全く納得がいきません。 本予算におきましては、公共投資基本計画やガット・ウルグアイ・ラウンド合意に基づく農業対策など、今後長期にわたって多額の支出を要する施策が単に機械的に盛り込まれている一方で、予算配分の硬直性は一向に改善されず、歳出の見直しは極めて不十分なものにとどまっております。
二つ目は、保育料、市立高校入学科、国民健康保険料、下水道使用料など、文字どおり揺りかごから墓場までの公共料金値上げという驚くべきほど相次ぐ公共料金の値上げです。
それでは、これから質問に入りますけれども、昨年の羽田内閣のときに、御案内のとおり、公共料金値上げを凍結をいたしました。村山内閣になりまして、公共料金値上げは解除になりました。そしてその後、今度は年金の六十歳支給が、年を経て六十五歳というふうに変わってまいりました。もちろん米の関係では、ウルグアイ・ラウンドを受けての今日の状況ということで、真剣な討議がなされているというような状態であります。
我が党としても、民間のリストラ努力に対応した徹底的内部改革に取り組むとして五年間の公共料金値上げ凍結を提案いたしておりますが、この点について大臣はどのようにお考えでしょうか。
○青山(二)委員 それでは、運輸省の方にお伺いしたいと思いますが、今回の私鉄運賃の値上げに関しましては、凍結解除後初めての申請でありますので、慎重に扱わないと、公共料金値上げラッシュの引き金になるということが懸念されるわけでございます。 そこで、値上げの根拠、内容をどう把握しているのか、お伺いしたいと思います。
長官は、就任早々の去年七月三日、公共料金値上げ凍結については、これは羽田内閣の方針を継続をしたい、こういうことを新聞のインタビューでお答えになっておられる。しかし、それから二十日後の閣議では、はやこの羽田内閣の公共料金年内値上げ凍結というものが閣議で変わりまして、値上げが決まるということで変わりました、二十日間で。この経緯というのは、長官どういうことなんでしょう。
先ほど政府委員から答えましたように、例えば公共料金値上げ凍結といえば国民は皆さん喜ばれることは喜ばれるわけでありますが、それが一方では、既に建設命令が出ている高速道路が一切着工できなくなるというような状況もあったわけで、そういうことについては既に、値上げそのものは来年からでありますが、認可をしたと、こういうことでありますので、御了解をいただきたいと思います。
しかしながら、村山政権にかわって最初に行ったのがこの公共料金値上げの凍結解除でございました。五月から七月という二カ月たったら凍結から解除、この余りの突然の変貌に国民の強い怒りが当時渦巻いておりました。今はまだこの怒りを通り越してあきれている、そういう現状ではないかと思うわけです。 一体この二カ月間で何がどう変わったのか。
私は、村山内閣が行った経済政策といえば、寡聞にして、公共料金値上げ凍結の唐突な解除と中途半端な税制改革案ぐらいしか思い浮かばないのであります。(拍手) そこでまず、公共料金について伺いたい。 羽田内閣が国民生活や経済状況を考慮して行った公共料金の値上げ凍結を、村山内閣がいとも簡単にわずか二カ月でほごにしてしまったことに対しまして、今国会の強い怒りが渦を巻いておるのであります。
いろんな公共料金値上げ問題が一斉に出ましたから、とにかく一晩か二晩で凍結とこうやっちゃったわけですけれども、やっぱり物事によって仕事ができないような状況を承知の上で料金凍結をするというふうなことというのは私はどうも納得できない、そういうふうに思っているわけでございます。
○久世公堯君 次に、公共料金値上げの凍結と地方自治の問題をお尋ねしたいと思います。 凍結というのは何か目的が必ずあるわけでございますが、今度は突如こういうものが出されました。今まではちゃんと目的は示されておりましたが、企画庁長官、いかがでございますか。
公共料金値上げ一斉ストップとか、いろいろな問題がありまして、私どもの党としてもこれに取り組んでいるところであります。中には、おまえ、通信部会長でうまくやってよかったな、おくれればストップになったのになどと言われているざまでありますが、郵務局長さん中心に理詰めにいろいろ手を打ってこられた成果だ、こう思っております。 ただ、料金は上がった、物はどうなったか。実施後の状況はどうですか。
それまで、各地から公共料金値上げに対する賛否両論の御意見が私の方に届けられたことも事実でございます。私も大変関心を持ってその問題に取り組んでおりました。
去る五月十八日に突然、羽田総理より、記者会見におきまして、公共料金値上げについて一律に凍結を行う、こういうことが発表をされたわけでございますが、建設省関係としては、道路公団の高速道路料金の値上げ、それから住都公団の家賃値上げ、二つの所管があるわけでございますが、この点については、総理が値上げ凍結を発表する前に建設大臣に対して、こういうことで値上げ凍結をしたい、ついてはどんなふうな事情があるのかということの
過日、十分な検討もなく、民間、地方も含めた公共料金値上げ凍結を図りましたが、決定過程を見ますと、目先の人気取りに終始し、税制対策同様、国民生活の実態に対する認識を全く欠き、その責任は重大であります。 自由民主党が要求している景気対策に資する社会資本整備や、土地流動化策、社会福祉対策、中小企業対策についても十分な措置がなされているとは言えません。
それは公共料金値上げの凍結についてでございます。 五月二十日に公共料金引き上げの年内凍結を閣議で決められました。 そこで経済企画庁長官にお尋ねいたしますが、五月十八日、昼ごろに羽田首相から熊谷長官と寺澤長官に対し、今後予定されている公共料金の引き上げを年内いっぱい見送るように口頭で指示があったと伝えられているんですが、どのような指示があったのでしょうか。
○沓掛哲男君 これは事務局でも結構ですけれども、今回の公共料金値上げを年内凍結することによる経済的な影響をどのように見ておられますか。
○矢島委員 電波法関係の手数料全体といたしまして二十二億六千万円、こういう増収ということですが、この値上げは四月一日ということで、いわゆる政府の公共料金値上げ凍結発表よりも一カ月半前に実施されているわけです。もちろん、この値上げは法定事項ではありませんけれども、予算上の増収になるということは間違いないと思うのです。御承知のとおり、今、本予算はまだ衆議院を通過しておりません。