1999-02-09 第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
しかも、九三年にも、建設省の公共工事積算手法評価委員会においても、日本の公共事業はアメリカのそれに比べると三割高い、こういう指摘もございました。それから、毎年毎年建議もございます。かつて私も言ったことがございますが、その建議が本当に生かされているのか。生かされていればもっとシェアが変わってもいいんじゃないか。 それから、新幹線のお話も今されました。
しかも、九三年にも、建設省の公共工事積算手法評価委員会においても、日本の公共事業はアメリカのそれに比べると三割高い、こういう指摘もございました。それから、毎年毎年建議もございます。かつて私も言ったことがございますが、その建議が本当に生かされているのか。生かされていればもっとシェアが変わってもいいんじゃないか。 それから、新幹線のお話も今されました。
二、三年前にゼネコンの不祥事がいろいろ問題になりましたときに、私どもも第三者機関から成る公共工事積算手法評価委員会というのを設置をいたしまして、そこで現行の積算手法というものが妥当なものかどうかというのを見直しをしていただきました。
建設大臣からの要請を受けて公共工事積算手法評価委員会が設置され、一昨年、平成五年十二月二十日、報告書が発表されました。それによると、OECD等国際機関による一九九〇年度の調査結果で、建設を含め運輸・通信、燃料・電力、食料等の財やサービスについて、日本と米国との価格の構造について分析、三割から二倍程度日本が高いこと。
日本の公共工事費がどうかという国際比較等については建設省等で今具体的により詳細に研究もなくれているということを伺っていますが、建設省の公共工事積算手法評価委員会が昨年末にまとめた報告では、日本の公共工事費がアメリカより三割高いということが報告されておるし、建設経済研究所の試算で国土面積一平米当たりの公共事業費はアメリカの五十四倍、人口千人当たりで四倍に達しているということも言われているわけであります
昨年、建設省の公共工事積算手法評価委員会報告書というのが出まして、日本の公共事業は海外と比較して極めて高いと、簡単に言いますとこういう報告書が出ております。確かに、国土とか気象事情とか、建設で言えばそういう問題があるかと思いますが、どうも巷間言われていますところによると、日本の公共事業はやはりどう見でもお金がかかり過ぎるんじゃないか。
○説明員(尾田栄章君) ただいま先生からお話が出ました三割高いという数字は、昨年度、積算の体系が妥当かどうかという世の中の批判が大変厳しい中で、第三者の学識経験者から成ります公共工事積算手法評価委員会という中で積算の妥当性について御検討いただきました。
この建設省の方でお調べになった公共工事積算手法評価委員会のレポート、昨年末に出たわけでありますが、これを拝見しますと、例えば「建設費の国際比較」という中で、ちょっと引用しますと、「国際機関による一九九〇年の調査結果により、建設を含め運輸・通信、燃料・電力、食料等の財やサービスについて、わが国と米国との価格の相異を分析したところ、三割から二倍程度、いずれもわが国が高い傾向がみられた。」
先ほどからお話しいただいております公共工事積算手法評価委員会、これは昨年行われたわけでございますが、この場で内外価格差問題の御指摘がありました。今後さらにその多くの事例をもとに調査分析をして建設費の低減に努めるべきであるという御提言をいただいておるわけでございます。
○国務大臣(森本晃司君) 昨年、建設省に設置されました公共工事積算手法評価委員会等々でも検討しております。また、建設省として皆さんの税金をお預かりして公共事業を行っているところでございますので、税金のむだ遣いをしないという意味からも、内外価格差検討委員会を設置いたしまして、実態把握を行いまして行動計画を今秋をめどに策定して、一層の低減が図れるようにこれからも頑張ってまいりたいと思います。
時間がありません、次へ参りますが、昨年の十二月二十日に公共工事積算手法評価委員会というものの報告書が出ました。これは当然建設省が関係をして、公共工事の積算は正しかったんだろうかということを抜本的に考えようという機関で、大変結構なことです。
これはテレビでの証言だけですけれども、建設省の人が、公共工事積算手法評価委員会、これはまあ去年の暮れで遅きに失したということは言えるんですけれども、これではOECDとかESCAPの資料から、アメリカと日本を比べて三割から二倍程度日本が高い傾向だと。アメリカ内務省開拓局の調査結果は、工事費総額で日本の価格は米国と比べて約三割高い。