2004-03-03 第159回国会 参議院 憲法調査会 第3号
国連は、主権国家である加盟国の分権的な自律性というものに左右され、主体的な対応というものはしばしば困難ではありますが、時空を超えて人類の問題に向かい合う地球市民の自由な発想、とみに向上しつつある分析能力と情報技術というものを活用したネットワークの威力というものを発揮する市民社会組織に支えられてこそ、国連システムというものは実効性と真の正統性を持ち、人類の公共財の管理と公共善の追求のためにパートナーシップ
国連は、主権国家である加盟国の分権的な自律性というものに左右され、主体的な対応というものはしばしば困難ではありますが、時空を超えて人類の問題に向かい合う地球市民の自由な発想、とみに向上しつつある分析能力と情報技術というものを活用したネットワークの威力というものを発揮する市民社会組織に支えられてこそ、国連システムというものは実効性と真の正統性を持ち、人類の公共財の管理と公共善の追求のためにパートナーシップ
そして、コミュニタリアニズムは、利己主義的な個人主義や私益追求による政治腐敗を批判し、人々の共通善、公共善の実現を主張します。 ただ、コミュニタリアニズムは、権利の概念や個人主義を全面的に否定するのではなく、倫理的、共和主義的な個人主義は肯定する場合がほとんどです。
やはり公共性、公共善という観点から見ると、戦争は最も危険なもの、公共悪に相当するものですので、日本とかけ離れたところにあるような中東の危機であっても、やはり日本はそれに加担すべきではないと思いますし、まして現在は、北朝鮮のように、日本自身にも危険が生じ得る、そういう状態になっておりますので、まさしくこれは、そういった問題に対して平和主義の精神を貫くということが大事だという趣旨で、先生御指摘のような声明
その場合には、やはり共同体ないし国家も含めて、そういった全体の公共性、公共善を考える。 ですから、市場経済のさまざまな問題に当たって公共善の観点から福祉を考えるということが必要になると思われます。
先ほど冒頭の御説明で、最後の部分、「おわりに」という部分ですね、つまり二十世紀の倫理では地球は保てない、そして主権国家の国益と権力追求への排他的関心から政治の営みを開放し、パートナーシップの相乗効果から地球益、公共善の追求と、それが書かれている後で、望まれる日本のスタンス転換というところがあるんですけれども、日本外交が今までとってきた方策をどのように転換しなければならないと思われるか、具体的に、元外務政務次官
私の望む愛国心は、セルフエスティームの高い人間が、自分の高い自尊心を支えているさまざまな道具立ての基礎にある公共善あるいは公共財を支えるために献身するというタイプの愛国心であります。言いかえれば、セルフエスティームの高い人間が抱く愛国心を私は望みます。それ以外の愛国心は願い下げだということになります。