2003-07-25 第156回国会 衆議院 本会議 第47号
昨年、国会で大問題となったムネオ事件を初め、一連の公共事業口きき疑惑や自民党長崎県連公選法違反事件などの腐敗事件で問われたのは、自民党議員が公共事業の口ききをし、その見返りに政治献金をもらう、あるいは政治献金をもらったところに公共事業の口ききをするという腐敗構造であり、これが税金の還流として国民の厳しい批判を浴びたのです。
昨年、国会で大問題となったムネオ事件を初め、一連の公共事業口きき疑惑や自民党長崎県連公選法違反事件などの腐敗事件で問われたのは、自民党議員が公共事業の口ききをし、その見返りに政治献金をもらう、あるいは政治献金をもらったところに公共事業の口ききをするという腐敗構造であり、これが税金の還流として国民の厳しい批判を浴びたのです。
大島理森前農林水産大臣は、昨年十月、大臣秘書官の公共事業口きき疑惑が浮上したのを皮切りに、国の工事を請け負う地元建設業者からの違法献金疑惑などが次々に表面化。しかも、疑惑の釈明をめぐって、本来、自分の顧問弁護士等に依頼すべき国会答弁案の作成を衆議院法制局に依頼した大島氏は、言いわけに終始したあげく、何の国民への説明責任を果たさないまま、農林水産大臣を辞任したのであります。