1948-06-09 第2回国会 参議院 本会議 第46号 價格調整費を五百五十億に増額し、鉄道通信など特別会計の不足を一般会計で賄い、公價引上を緩和したということを意味する心積りでありましようが、これ程巨額の負担をしながら、尚且つ運賃の三・五倍、通信料の四倍の値上を計画いたしておるのであります。そこで、これで政府の予想通り公價の七割値上に果して止め得るのでありましようか、大きな疑問があると言わなければなりません。 寺尾豊