1980-04-08 第91回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
公傷証明がないというような場合が当然あり得ると思いますし、それからいわゆる軍歴というものもないという場合がたくさんあると思うわけでありますが、公傷証明という問題で言えば、確実に必要な人々すべてに出された保証があるのかどうかという点にも疑問がありますし、それから軍歴なんかの問題についても欠落をしている部分もあったのではないか、そうでないかもわかりませんけれども、私はそんな気がいたすわけであります。
公傷証明がないというような場合が当然あり得ると思いますし、それからいわゆる軍歴というものもないという場合がたくさんあると思うわけでありますが、公傷証明という問題で言えば、確実に必要な人々すべてに出された保証があるのかどうかという点にも疑問がありますし、それから軍歴なんかの問題についても欠落をしている部分もあったのではないか、そうでないかもわかりませんけれども、私はそんな気がいたすわけであります。
そして、それはどういう結果が出るかというと、労働者に、いわゆる現場における公傷証明がなかなか出にくいのです。公傷証明が出にくいので、労働者は泣く泣く保険証を持って医者にいく。そうすると、医者も保険証を持ってきたからには、一体これがけんかしてやったのか、自己の過失によるけがなのか、それとも業務上の傷害なのかという見分けをやらなければならぬ。
しかもすぐにその現場で公傷証明を出せばいいが、とにかく医者に行っておけ、こういうことになる。そうして軽い外傷は医者に行くわけです。そうしますと、医者に行くと、二、三日行っているうちになおってしまう。そこで今度は現場で公傷証明をもらおうと思うと、なかなか現場の係が現場証明を出さない。現場証明を出さないということになると、医者の方ではこれは何とかしなければならぬことになる。