2006-03-09 第164回国会 参議院 内閣委員会 第2号
重要なことは、公債残高の発散的増大が生じたり、公債市場の混乱による金利急騰のリスクが高まったりすることがないように、二十年程度先まで視野に入れつつ財政健全化の道筋を明らかにしていくことであります。 こうした観点から、歳出歳入一体改革についての選択肢及び改革工程を本年六月を目途にお示しするべく経済財政諮問会議の場で精力的に議論を行ってまいります。
重要なことは、公債残高の発散的増大が生じたり、公債市場の混乱による金利急騰のリスクが高まったりすることがないように、二十年程度先まで視野に入れつつ財政健全化の道筋を明らかにしていくことであります。 こうした観点から、歳出歳入一体改革についての選択肢及び改革工程を本年六月を目途にお示しするべく経済財政諮問会議の場で精力的に議論を行ってまいります。
重要なことは、公債残高の発散的増大が生じたり、公債市場の混乱による金利急騰のリスクが高まったりすることがないように、二十年程度先まで視野に入れつつ財政健全化の道筋を明らかにしていくことであります。 こうした観点から、歳出歳入一体改革についての選択肢及び改革工程を本年六月を目途にお示しするべく経済財政諮問会議の場で精力的に議論を行ってまいります。
重要なことは、公債残高の発散的増大が生じたり、公債市場の混乱による金利急騰のリスクが高まったりすることがないように、二十年程度先まで視野に入れつつ、財政健全化の道筋を明らかにしていくことであります。 その際、市場からの信認を得るに足る堅実な前提を基礎として、楽観論にも悲観論にも偏ることのないリアリズムに徹した議論を行っていくべきと考えます。
重要なことは、公債残高の発散的増大が生じたり、公債市場の混乱による金利急騰のリスクが高まったりすることがないように、二十年程度先まで視野に入れつつ、財政健全化の道筋を明らかにしていくことであります。 その際、市場からの信認を得るに足る堅実な前提を基礎として、楽観論にも悲観論にも偏ることのないリアリズムに徹した議論を行っていくべきと考えます。
○柳澤国務大臣 公債につきましては、先ほど来の御議論で、国債が主ですけれども非常にこのところ増嵩して、公債市場は一体どうなるかということがある。それからまた、郵貯、簡保というような商品もまた金融市場で大きな役割を果たしているし、さらに、融資の機関としてはいろいろな、かつてのということを申させていただきますが財投機関もあるというようなことを、金融市場育成という観点から一体どう評価するか。
それから、もう時間がなくなってまいりましたので移りたいと思うのですが、公債市場がこれだけ大きくなってくる、それから公的金融が一方で全然縮まらないという問題があるので、両方相まって金融市場の育成がゆがめられる心配がますます大きくなっている、こう思うわけでありまして、公的金融の問題を含めて柳澤大臣にちょっとお話を伺いたいと思います。
これは公債市場との関連もあろうかと思いますけれども、制度上の弾力化ということができなかったのかどうか、それと、できないのかどうかというようなことにつきまして御見解を伺いたいと存じます。
ですから、事業の量をたとえば弾力的に調整をするということでこの投資部門の要調整を減らすこともできまするし、また、場合によりましては四条公債自体の発行額につきましても、公債市場の状況でございますとか、その年の全体の公債発行額などをにらみ合わせれば、あるいはこれも弾力的な発行を考える余地もあるのではないか。
一方、歳入面を見ますと、自然増収ということは現段階で申し上げる実情にはございませんが、いずれにいたしましても、いまの公債市場を見ますと、仮に財政需要を生じても公債に頼るという対応力はすでにないと見なければならぬ。
植谷会長にまず最初にお伺いしたいのでございますが、いろいろどなたもおっしゃいますように、個人消化が今後の公債市場を左右する重大なポイントである。すでにいろいろと御努力なさっておられますし、特に五十二年度には、発行条件の引き下げ幅がまあまあ御希望に近い条件があって、さばけたと言いましょうか、個人消化の拡大が達成できた、先ほどそんなふうにお伺いいたしました。
従来から公債市場についてはいろいろな問題点が指摘をされております。一説には、日本じゃ公債市場はないんだと、もう管理政策はなっておらないというような御意見もあるわけでございますけれども、いまの現状を見て、公債管理政策の欠陥といいましょうか、あるいは公債のよりよい消化、流通を図るための手段、これはどういうようなことをやったらよいか、この辺について御見解を承りたいと思うのです。
大蔵省でもいろいろ心配されていると思いますけれども、公債市場の整備であるとか、そういう問題についてはひとつ思い切った措置をおとりになって、それをその都度私は国民にPRすべきだ、わかってもらうべき性質のものだと思いますので、その辺をひとつ的確にお願いいたしたいと思います。
○国務大臣(坊秀男君) ただいまのところはどうにか順調に消化をしておるということでございますけれども、これから多量の国債を発行していくということに相なりますから、これは何とかいたしまして国債や国債市場、公債市場の整理と、それから管理といったようなことについて、これは相当検討してまいらなければならないと、かように考えます。
本当に公債市場というものが完全にできておればまた事情は違うかもしれませんが、それにしてもこれは大事だと思う。私、おととしまだ福田さんが副総理の時分にそういう点をお伺いしたところが、「政府の方でもひとつ日銀と協力いたしまして、なお、さらにそういう問題を掘り下げ、公債管理政策に資するところがあればと、かように考えたいと存じます。」、こう返事をされておるのですね。
私は先ほど触れたような一つの私なりの問題意識からして、公債市場というものの現状に大きな問題があるんじゃないかという観点からは、まだまだこれはこの程度の金額では、この膨大な回債金額と比べてみまして、そんなに市場が機能してきたなとは私思えないんですがね。
わが国公債市場の現状は、アメリカや西ドイツあるいはイギリスの状態までにも成熟しているとは思われません。国債管理政策における政府・大蔵省の行政指導の強さ、シンジケート団による引き受け方式、一年後の日銀の買いオペによる成長通貨の供給などの姿に見られるように、制度的な欠陥が存在していると考えます。したがって、法人、個人の資産選択の一つとして正確な意味での市中消化が図られにくいのが現状であります。
もしそうでなければ、これが短期間に消化させるというようなことになりますると、わが国、の公債市場におきまして国債が殺到いたしまして消化ができない、あるいは産業資金を圧迫するというようなことになりまして、財政の運営に支障を来すばかりでなく、金融市場を非常な混乱に陥れる危険性があるわけでございますので、この点につきましては特段の御配慮をお願いいたしたいと存じております。
とりわけ、公債市場、公共債の市場というのがあってないような状況じゃないかという御指摘はあなたの御指摘のとおりだと思うんです。 そこで、さて、そういう狭隘な市場に大量の公債が出てまいるわけでございますので、仰せのようにいろいろな問題がございまして御心配をいただいておることはよく理解できるところでございます。
公債市場を整備して公債の流通が非常に円滑化になれば、国債というものを金融上の厄介者にする必要がなくなる、いましているかどうかは別として。それからオープンマーケットオペレーションというようなものも比較的使いやすくなって、金融政策の有力な手段ともなし、災いを転じて福となす可能性もないとは言えないと思います。
それだけに公債発行に当たっては政府に厳しい財政節度が要求されますし、公債が個人資産として国民になじむような公債市場の育成政策の確立こそが何よりも急務と思うのであり、この点を特に政府に要望いたす次第でございます。
そうして持たせると、公債市場の育成の端緒がここでつかめるのじゃないか。公社債市場で皆売買できるようになる。 それから、公債発行で財政政策だけのてこ入れをやっているから金融政策が全く硬直化してしまうわけですね。膨大な国債をことしも来年もしょわされる。だから金融政策による景気調整というものは弾力性を失ってしまうわけです。