1973-07-03 第71回国会 衆議院 法務委員会 第39号
商法は基本的にはすべての会社に網をかぶせておるわけでありますが、一体商法がほんとうに守られておるかどうかということを考えますと、うどん屋株式会社とかげた屋株式会社、八百屋株式会社が、社長がどんぶりを洗い、専務が裏でおむつを洗たくしておるということも、またこれ会社なのであります。
商法は基本的にはすべての会社に網をかぶせておるわけでありますが、一体商法がほんとうに守られておるかどうかということを考えますと、うどん屋株式会社とかげた屋株式会社、八百屋株式会社が、社長がどんぶりを洗い、専務が裏でおむつを洗たくしておるということも、またこれ会社なのであります。
それから株式会社が数十万といったところで、うどん屋株式会社、八百屋株式会社があって、専務が裏でおむつを洗たくしておるということも枚挙にいとまがないのであります。そういうおむつを洗たくする専務の場合でも、法律によって株主総会が行なわれ、そしてその議決によってこういうことになったのだということに届け出がされておることは、御存じのとおりであります。
専務がおむつを洗たくしておるという八百屋株式会社も実際にはあるわけでございます。そういう点から考えますと、私はこの譲渡制限という問題について、商法の基本的な方向、それから中小企業の民主的な経営という本来の力点をはずすおそれがあるのではないかと考えますが、あなたの御意見を伺いたい。