1947-10-22 第1回国会 衆議院 農林委員会 第38号
○八木委員 物資七十一品目全部にわたつては、なるほど即時は無理であろうと思いますが、閣議において熱心に論議された經過からみますと、主要な品目については當然農林大臣の手もとにあるはずだと了承いたしますので、手もとにある品目だけなりとももつてきてもらいたい。そうでないと抽象論になつて問題になりません。
○八木委員 物資七十一品目全部にわたつては、なるほど即時は無理であろうと思いますが、閣議において熱心に論議された經過からみますと、主要な品目については當然農林大臣の手もとにあるはずだと了承いたしますので、手もとにある品目だけなりとももつてきてもらいたい。そうでないと抽象論になつて問題になりません。
○八木委員 委員長の御答辯によりますと、政府は米價を決定するにあたつて、委員會の意思を徴して決定したというふうにお認めになつておるやに聽きますが、さよう御了承なんですか。
○八木委員 議事進行について——昨日緊急質問を總理大臣に求めたいということで、米價問題その他總理の都合を見て、適當な機會を與えるという委員長のお話でありましたが、その都合がわかつておりましたならばお知らせ願いたい。本日都合がつけばその時間に再開されることを希望します。
八木委員。
ただいま八木委員から、米價問題について總理大臣に質疑を行いたいという意見が出ました。委員長といたしましては、先般來お話もありましたので、總理大臣と打合せの結果、本日最初は午後三時ごろ來られる豫定でありましたが、いろいろの都合で四時ごろになるかもしれぬ、それでよかつたならば出席する、こう申されております。
○八木委員 民主黨といたしましては、ただいま提案になつておりますこの二法律案の原案に、附則一部修正を含めまして贊成をいたし、きわめて速やかなる機會における、可決確定、成立實施の運びに至らんことを望みます。
○八木委員 お答えによりますと、町村の農民組織はこの配給ルートの目標として使つていくが、その他の縣あるいは全國地區の、いわゆる系統組織は使わないことにきめたいというお話でありますが、これはわれわれとしてはどうしても納得できないことであります。
○八木委員 それでは留保しておきます。
○八木委員 議事の進行と時間の節約上、私はこの際米價問題について、安本あるいは農林省において考えておる、基礎的な資料のあり方についてお尋ねしたいのであります。
○八木委員 特にこの點は農民組織を活用する意思はない。配給業務は商業者にゆだねなければだめだといつたような考え方でないかとさえ思われるような節が具體的に地方から上つてきておりますから、この點を質したいと思います。 第五點はいわゆる中味取引の問題、俵を返してやる。この問題ぐらいははつきり態度がきまつておるのではないか、以上のような點の資料を、できれば明日持つてきて御説明を願いたいと思います。
○八木委員 簡單に五つの點についてお尋ねいたしたいと思います。 第一點は、この法律を實施してまいりますには、相當豫算を伴うと考えられますが、その豫算の概要を伺いたい。それからその豫算と法律との関係で、豫算は豫算委員會で審議されるでしようが、豫算が伴わなかつた際に實施に困るだろうから、この法律は豫算と切り離して實施できるものかどうか。それが第一點であります。
○八木委員 第一點の豫算の関係はお答えが簡明過ぎてもう少し内容を説明願いたいのであります。概要五億圓必要な經費はこの法律の中にあるという程度ですから、これはいずれ印刷物をお配りになつたときに伺うことにいたしまして、留保いたしておきます。
○八木委員 どうも私の頭が悪いからか、お聴きすればするほどわからぬようになつてきます。質問は打切りますが、なるほど伺いますと、作付統制は戦時中のものとは動機において違います。
○森(幸)委員 供出制度について、これはお尋ねやら希望やらを申したいのでありますが、八木委員が先ほど質問された未供出のものであります。これは昨年は私が申上げるまでもなく、二千八百萬石の當初の割當に對して、雜穀も含んでおるという關係から、超過供出一〇%は少し下まわりの二百五十萬石割當てられたのであります。
○野溝委員長 八木委員の御質問竝びに御意見に對しましては委員長の方からそれを修正することにいたします。仰せの通りでありましたが、私うつかりして記憶したのですから、それは修正してかようにいたしたいと思います。理由のうち第ニ囘小委員會を開催し各黨各委員よりそれぞれの意見の開陳があり委員長においてこれを勘案し、各委員の賛成を得るここに左記食糧供出對策方法を決定したのものであります。
○八木委員 獨占禁止法と連合會の經濟事業との關連について簡單に伺います。 先ほど伺いますと連合會が構成せられまして、販賣、購買、どの場合をとつて考えましても、協同組合として健全な發達を遂げていきますと、事實上獨占的、一元的な販賣行為ができる。
○八木委員 連合會に關連してお尋ねいたしたいのですが、十二條の二項の二に「他の法律により設立された協同組織體で組合の行う事業と同種の事業を行うもの」こうありますが、法令の規定としてはきわめて抽象的でありまして、はつきりわかつたようで、その具體的の内容になると、これはいかなる組合を指しておるかを知りたいのであります。
○野溝委員長 清澤委員の質問は、食糧生産増産の上と協同組合との關連において重大なる發言でございますが、これは農業生産調整法とも關連した御質疑と思いますので、いずれその際に十分なる質疑をしていただくことにいたしまして、次に八木委員に發言を許します。
○小林委員 そういたしますと、先ほど會議の劈頭に同僚八木委員からの質問にございまして、農業生産調整法というものを御考慮になり、すでに閣議で決定されておりますが、そういう觀點からいたしまして、ただいまの大臣のお考えと、この農業生産調整法との關係は、どんなふうになりますか、お伺いしたいのです。
○野溝委員長 ただいま八木委員の御意見を對きましては、ごもつともだと思つております。よつて後刻農林大臣が見えた際に、私から農林大臣にその意圖を質することにいたしたいと思います。 順位によりまして質疑を繼續することにいたします。成瀬委員。
○八木委員 本日の新聞を見ますとただいま審議中の法案と密接な關係のある重大問題が載つておりますから、この際緊急質問をいたしたいと思います。
○八木委員 議事進行に關連して申し上げます。だんだん質疑應答を重ねて進行していくことはまことに結構でありますが、今まで農林の問題に出ました法案審査の經過を顧みますと、各委員が必ずしも毎囘出られない。從つて同じ問題を重複する場合がかなりある。
八木委員の御意見はごもつともでございまして、食糧問題に關する事項につきましては、すでに國會法に規定されてありますので、本委員會において取扱うことに決定されておるのでございます。
なおただいま八木委員から、小委員會に責任を負わすということでなくて、委員長みずから主宰してくれという御意見もありました。もちろん委員長は、小委員會に任しておくといつてこれは放任するものではありません。しかし小委員にこれを任した以上は、一應小委員會でその方の責任者がその成案を得るように努力してもらわなければならぬと思います。
○清澤委員 小委員會の問題がたまたま八木委員からありましたが、今いつたような動議が出たからといつて、たまげたように今月などいつても、それはとうていできない話だと思います。だから一應懇談會に入つて、その分はまた別に考えた方がよくはないかと私は考えます。
○八木委員 そこで問題は殖えていくものといいますか、生産増強の施策を一方に手當をして、そのものの配給を適正にしていくならば、これはいいと思う。從つて公團法をつくつた直接の目的ではないけれども、間接の目的といいますか、間接のねらいとして、輸入等にまつ重要物資については、輸入に依存する見透し、懇請をも理解をつけて進むのならば、私の杞憂はないのであります。
○八木委員 先ほど平野農相の述べられたことは、速記録をそのまま私讀み上げたのでありまして、そのときの感じとしては、社會黨のイデオロギーをおもち合わせの平野農相からの言葉であるからというのでなく、率直に、肥料はやはり國營がいいのだということを強くお考えになつておる際でもあり、配給面における事實上の國營である、名は公團であるけれども、實は國營である、公團法を掲げて國營論を賣つておるのだというような感じをもたざるを
○八木委員 お話しによりますと、農林に關する限り最小限度のものとして、食品、油料、飼料、三つを考えておられる。こういうふうに承知して差し支えございませんか。
○八木委員 小委員はこれを委員長において御指名になり、選擧の煩を避けられんことを臨みます。なお散會後直ちに小委員打合會をお開きになることを希望いたします。
○野溝委員長 ただいま八木委員の發議に對して御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕