1975-06-27 第75回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第17号
たとえば昨年の五月から、東北電力の八戸火力におきましては、四号機の排ガス約二分の一につきまして、排煙脱硫の装置を動かしております。それからまた一、二号気につきましては石炭の混焼だきでございますが、混焼率を三〇%から今後、一五%ぐらいに下げていくという予定を立てております。それから八戸製練の小さなボイラーでございますが、これも排煙脱硫が一基ついております。
たとえば昨年の五月から、東北電力の八戸火力におきましては、四号機の排ガス約二分の一につきまして、排煙脱硫の装置を動かしております。それからまた一、二号気につきましては石炭の混焼だきでございますが、混焼率を三〇%から今後、一五%ぐらいに下げていくという予定を立てております。それから八戸製練の小さなボイラーでございますが、これも排煙脱硫が一基ついております。
○和田説明員 八戸火力は公害防止の要請にこたえまして、いろいろな燃料面あるいは設備面でそれぞれ努力しておるわけでございますが、具体的に申し上げますと、まず燃料面でございますが、従来から燃料の低硫黄化につとめてまいりまして、現在はS分は一・八%の原重油を使っておりますが、来年度の四十八年一月からそれを一・五%に低下させるように指導いたしてまいりたい、こういうふうに思っております。
○和田説明員 八戸にはいろいろな工場、事業場がたくさんございますが、電力といたしましては八戸火力発電所がございます。ここのいろんな、先生おっしゃるような低硫黄化対策につきましては、八戸の汚染の実態からして最近非常に努力いたしておりまして、逐年燃料の硫黄分を下げる。それから緊急時に備えまして〇・八%程度の硫黄分の原油も用意しているわけでございます。
また、ここにある八戸火力発電所は東北電力としては最初の火力で、昭和三十五年に完成、出力十五万キロの石炭混焼であります。この発電所は新産都市八戸地区の全消費量を供給しておりますが、新産都市の発展とともに電力需要も増大する見込みなので、さらに二十五万キロの設備の増設を計画し、四十三年九月完成の予定であります。
今後さらにこの地帯の工業振興のためには、着工中の八戸火力発電所の完成と、八戸港の港湾施設の整備拡充が先決条件ともいうべきであります。 東北電力の八戸火力発電所は、すでに本年七月、一号機(出力七万五千キロワット)の運転を開始し、十月には二号機と(出力七万五千キロワット)の運転を開始する予定であります。この火力発電所の完成により、この地帯の電気銑その他の工業生産の大幅な伸張が期待されます。
一方、このような需用の新情勢に対応して、弊社は新たに大規模な新鋭火力の建設を企図し、すでに八戸火力十五万キロワット、仙台火力十七万五千キロワットの工事を推進するとともに、水力電源の開発、関連供給設備の増強に邁進いたしておりまするが、これら建設工事の遂行のためには五カ年間に約千五百億、これは五カ年計画が資料の中にあります。千五百億円をこす巨額の資金を要する次第でございます。
○内ケ崎参考人 ただいまのお話のように、八戸火力七万五千キロ二台、これはすでに工事中であります。ところで、ただいまのお話にもありましたように、石炭だけでは今後いろいろな面から制約を受けることもあるであろうということで、重油も燃焼し得るような施設、両様の施設をつけることに相なっております。
それにもかかわらず、需用がほかの地区以上に伸びておるということは、電気が安いということが原因をなしておるわけで、皆さん方は御要望をその通りに述べられておるのだから、どんどんと電力を開発して、もっと供給力を増してくれという先ほど来の御要請に沿うべく、われわれといたしましては、てきるだけ手を打ってすみやかに開発を進める、こういうことで、八戸火力もやります。
そこで、水力では、とても間に合わないということで、現在計画いたしておりますのは、青森県の八戸火力に十五万キロワットの計画を立てております。最初、そういう計画はもっとおそくやるつもりでおったのですが、需用がとても伸びまして、どうしても追いつきません。それで、水力では間に合わない、すでに計画された発電所工事も進捗しないというようなことから、八戸を急速にやることになった。
御指摘になりました八戸火力も三十三年のたしか夏場にでき上ると思っております。もう一つ南の方に常磐火力七万キロ、これも己十三年に完成いたしますが、なおこんなことではとても先々の問題は解決いたしませんので、東北地内におきまして相当大容量の発電所を一カ所早急に作るように目下検討しておるわけであります。
まあこれをどういうふうにさばきまするか、実は来年の融通の問題もございまするし、将来における八戸火力の運転開始の問題もございますので、私の方としましては、もう少し慎重に検討してみたいと思っております。どうも例年平水ベースで赤字だという御説明をしておりまして、実際は水が出て豊水になっておるような結論でございますので、その辺の取扱いも慎重に考えて態度をきめたいと思っております。目下は白紙でございます。