1950-04-19 第7回国会 衆議院 農林委員会 第31号
ことに農地の再分配の結果は、大規模な農業は今日許されないのでありまして、平均が八反八畝と承知いたしておるわけであります。平均八反八畝の耕地を持つておる農業が中心となつて成り立つ。しからば少い耕地を持つておる農業は成り立たないか、あるいはそれ以上持つておる者はさらに成り立つというような、ただ單に耕地面積によつて、このことは考うべきものではないと思うのであります。
ことに農地の再分配の結果は、大規模な農業は今日許されないのでありまして、平均が八反八畝と承知いたしておるわけであります。平均八反八畝の耕地を持つておる農業が中心となつて成り立つ。しからば少い耕地を持つておる農業は成り立たないか、あるいはそれ以上持つておる者はさらに成り立つというような、ただ單に耕地面積によつて、このことは考うべきものではないと思うのであります。
二十四町四反だつたのでしよう、それから今言うように轉落農家の一町八反八畝を差引いたら、二十二町一反二畝にならなければならぬですね。しかるに今のこれで見ると、二十町八反になつていますから、約一町何反というものが、そこに差異が出て來るわけになるのです。
○吉武委員 それからもう一人星澤さんに聞くと、星澤さんは耕作が八反八畝で供出が九石しているといつておられます。星澤君と山田君とを比べると、あるいは上田とそうでない違いがあるかもしれないけれども、劣等地とは言つても十二石五斗からとれている。しかもその供出は星澤君に比べると反別は大体同じですが、片方は九石、片方は六斗二升、十分の一にも達しない、非常な不公正が行われている。