2010-10-28 第176回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
今大臣がるる御説明いただきました、ペイオフを発動するのか全額預金保護するのかという、こういう判断基準というのも当然あってしかるべきなんですけれども、今回このような形でペイオフを発動するということでございますけれども、このペイオフを発動するという、そういう判断基準となるその条件というのは具体的にどういうことが挙げられるんでしょうか。副大臣、よろしく。
今大臣がるる御説明いただきました、ペイオフを発動するのか全額預金保護するのかという、こういう判断基準というのも当然あってしかるべきなんですけれども、今回このような形でペイオフを発動するということでございますけれども、このペイオフを発動するという、そういう判断基準となるその条件というのは具体的にどういうことが挙げられるんでしょうか。副大臣、よろしく。
グラフの斜線部分というのは、実質的な全債務保護、預金者から見ると全額預金保護を示すわけでございますが、銀行側から見た全債務保護が発動されていた時期がこのシャドーになっている部分、影になっている部分でございます。
これはどういう背景で、政府はその当時、全額預金保護をしたか。大臣も、政治家としてそのことについてどういう感想を当時、お持ちでございましたか。
逆に言って、全額預金保護だけでいい、十三兆円の金融システムの注入はなくてもいいという議論を立てるならば、今の金融不安をどうやって救うかという別途その案を立てる必要があるし、あるいは、今十三兆円、もうこれは市場が織り込んでいるかもしれませんが、こういうものなくして今の金融不安を解消できるのかという具体的な処方せんを示す責任が出てこようかと思われます。