1962-08-21 第41回国会 参議院 大蔵委員会 第2号
別に自己資金ではございませんで、全額市中銀行から融資を仰ぐとか、あるいは造船所の延べ拡いによりますとかというふうな方法で、開発銀行の融資を仰がずに、そういうふうな資金調達の方法ででき上がる船もございますし、それからまたいわゆる外資を借りまして、インパクトローンによりまする船も出てきておりますので、大体三十六年度におきましては、それらが、今申し上げたような船が約五十万トン程度できております。
別に自己資金ではございませんで、全額市中銀行から融資を仰ぐとか、あるいは造船所の延べ拡いによりますとかというふうな方法で、開発銀行の融資を仰がずに、そういうふうな資金調達の方法ででき上がる船もございますし、それからまたいわゆる外資を借りまして、インパクトローンによりまする船も出てきておりますので、大体三十六年度におきましては、それらが、今申し上げたような船が約五十万トン程度できております。
三十年度は、諸先生方の御尽力によりまして、一応八億円の内定を見たのでありますが、財政投融資計画の大幅縮減の余波を受けまして、全額市中銀行の肩がわりとなり、三十一年度は、聞き伝えるところによりますと、中小規模会社向けとして三億円程度を予定されているにすぎないという状態であります。しかもその利率は従来九分でありました。
それから竣工してしまつた後、即ち融資のまあ全額、市中銀行から融資を受けた全額については五厘、こういうふうに区切つております。で、これは実はすべての最初から年五厘というふうにいたしますると、新造する船主が最初に受ける利子補給というものが非常に僅かな金額になる。ところが一方において船は新造に着手、新造が決定すると、まあ間もなくその船の解体の措置をしなければならん。
それでそういうふうに変更したのだ、こういうふうな御説明でありますが、タンカーは御承知のように採算が非常によい、そういうふうな関係で、本年度の初め造船計画を立てる場合に、運輸省では財政資金が十分でない今日には、タンカーは全額市中銀行からの融資によるのを原則とする、こういうふうな案を運輸当局みずから御立案になつて、銀行方面もこれに対して了解を与えて、そうして建造希望者を公募された、こういうふうにわれわれは
いずれにいたしましても程度の差異はあれ、十五万総トンの新造計画に対して、見返り資金三十五億のほか、大体七十億の前後になると思いますが、これを全額市中銀行で融資のめんどうを見て行くことは、相当な困難があるということは、私率直に認めなければならぬと考えております。 なお開発銀行の肩がわりのお話が今出ましたが、この問題について若干御説明を申し上げておきたいと思います。