1964-05-06 第46回国会 衆議院 農林水産委員会 第43号
ですから、義務教育学校に対して六カ年間に全面給食をすべきであるという点でありまして、特に経費の負担等については、完全給食にすると国庫が全額負担するということは不可能であるので、これは二分の一国が負担ということでいくべきであると思うが、少なくとも諸外国の例を見ても、牛乳給食についてはほとんど国の負担ということになっておるという実例もあるので、この牛乳給食のみについては国家負担ということで、国家だけで全額
ですから、義務教育学校に対して六カ年間に全面給食をすべきであるという点でありまして、特に経費の負担等については、完全給食にすると国庫が全額負担するということは不可能であるので、これは二分の一国が負担ということでいくべきであると思うが、少なくとも諸外国の例を見ても、牛乳給食についてはほとんど国の負担ということになっておるという実例もあるので、この牛乳給食のみについては国家負担ということで、国家だけで全額
そういうことと合わせまして、全面給食、完全給食を全面的にやるとならば、財政措置もむろんその基礎の上に立って考えられなければならない。しかも普及しようとならば、どうしても理屈抜きに、いやだと言わないまでも、積極的でないところは相当時間をかけてPRしながら漸進せしめるというのが相当であると思います。それらのことも考え合わせまして、着実に漸進していくという態勢でなければならない。
○国務大臣(荒木萬壽夫君) 全面給食の積み重ねの方式の一番積みやすい課題でありますことがミルク給食であります。なま牛乳が国産で現実に期待できますれば望ましいことでございますが、それの準備、条件の整備は簡単に参らないと判断をいたしました。
こういうことは、教科書無償にしても、それから全体給食を無償にする、全面給食をする、それから生徒児童の疾病の治療、こういうことも無償でやる、それから進んだところではレジャーの費用さえ無償でやっております。そういう国がずいぶんたくさんあって、進んだ国というのはほとんどそういう形になっております。
というのは小学校だけ全面給食、全額国庫負担で給食して、中学校、夜間定時制の高校を除いているということに私は賛成ではないのです。これは小委員会においても述べているし、私は原則として小学校も中学校もやれというのが私の説であるので、そういうことを明らかにしておかなければならん。(相馬助治君「速記をやめて」と述ぶ)