1986-02-06 第104回国会 衆議院 予算委員会 第4号
私は、それが違うと言うのであるならばこの国連における日本政府の態度を改める、全面的完全軍縮の過程の中で考える、これは究極的廃絶ということです。この考えを変えるということを明言をしてもらいたいと思います。
私は、それが違うと言うのであるならばこの国連における日本政府の態度を改める、全面的完全軍縮の過程の中で考える、これは究極的廃絶ということです。この考えを変えるということを明言をしてもらいたいと思います。
そして、全面的完全軍縮の交渉に移りつつある時代であります。私は、総理は米ソ共同宣言の原則を率先して体すべき立場にあるのではないかと思う。われわれは、総理が真剣にこの立場を支持し、全面的完全軍縮のために諸国間の間を回って努力をされるとするならば、われわれも総理を支持するについて何らやぶさかなことはないのであります。
(発言する者多し) 質問の第九点は、去る九月二十日、米ソ両国は軍縮交渉を進める八原則の共同宣言を国連に提出、全面的完全軍縮実現の計画が米ソの間で初めて宣言されたのであります。
常に平和共存や全面的完全軍縮を口にしながら、自己の利害目的のためには、国際信義も、世界世論も、人類の安寧幸福も無視して顧みない、天人ともに許さざる暴挙と申すほかはなく、(拍手)私たちは限りない憤りをもって、この暴挙に対し強く抗議せざるを得ないのでありまして、いかなる国によるものであれ、また、いかなる目的によるものであれ、核兵器の実験には絶対に反対するものであります。
そうして、そのとき彼は、四年以内に完全軍縮を実現しようと叫び、もし西欧側が全面的完全軍縮に直ちに応じられないなら部分的軍縮について交渉する用意があると述べ、現実的な目標をも示して、四千語からなる軍縮宣言を発しているのでございます。
またこれと共にわが国が国連を中心に、またあらゆる機会を通じて世界各国と協力し、核兵器および通常兵器を含む、全面的完全軍縮実況のため、全力を尽し、もって恒久的世界平和の基礎を確立するよう要請する。 政府はこの国民の総意である本院の意志に応えて速やかに適切な外交措置をとるべきである。右決議する。」これが社会党が出している試案です。
これらのことは、昨年九月のフルシチョフ・ソ連首相の訪米と、アイゼンハワー米大統領との会見、さらに、フルシチョフ首相の国連総会における完全軍備撤廃の提案、これに引き続く国連総会における全面的完全軍縮の決議等に表われております。世界は確かに雪解けの方向にあります。もちろん、われわれは、それが完全な雪解けだというのではありません。