1987-08-27 第109回国会 参議院 内閣委員会 第2号
ニアミスの報告はいずれも全日空機側からなされておりますが、自衛隊機の機長の報告によりますれば、民間機を視認しつつその前方を通過したことは認めておりますものの、民間機との間には相当の距離があって衝突等の危険は感じなかったとのことでありまして、現時点において直ちにニアミスに該当するとは断定できないと考えられます。
ニアミスの報告はいずれも全日空機側からなされておりますが、自衛隊機の機長の報告によりますれば、民間機を視認しつつその前方を通過したことは認めておりますものの、民間機との間には相当の距離があって衝突等の危険は感じなかったとのことでありまして、現時点において直ちにニアミスに該当するとは断定できないと考えられます。
これらの報告はいずれも全日空機側からなされておりますが、自衛隊機の機長の報告によりますと、民間機を視認しつつその前方を通過したことはあるのですが、民間機との間には相当の距離がありまして衝突等の危険は感じなかったとのことでありまして、現時点におきまして直ちにニアミスに該当するとは断定できないと考えております。
求償権云々の問題でございますが、この求償権と申しますのは、かりにこの事故が自衛隊機側と全日空機側との双方の過失が競合して生じたという、そういう仮定でございます場合には、この国家賠償法に規定されております求償権ではございませんで、もしかりにそういう事実関係でございますれば、いわゆる民法上の共同不法行為ということになるわけでございまして、共同不法行為と認められますと、連帯債務を負うということに法律上なっておるわけでございまして
そこで、事故の態様から見まして、自衛隊機が因果関係を持っていたことは、冒頭私が申しましたように、明らかでございますから、少なくとも自衛隊機が因果関係があったことはもう明らかなことでありますから、御遺族の方々もいろいろな御事情等十分私どもわかりますので、また事故調査委員会の調査結果の確定によって責任関係が明確になりまして、全日空機――これは万一でございます、万一この調査委員会の結論が全日空機側にも何らかの
○上田哲君 どうしても日本語ではわからぬので、重ねてお伺いをいたしますけれども、運輸大臣は全日空機側に事故の責任が何かあったほうがいいとでもお考えですか。
○上田哲君 運輸大臣は、いまの中途経過の説明をお聞きになって、全日空機側になおいかなる点で事故の責任ありという部分があるとお考えになりますか。
いまの御報告の中にはまだ触れられておりませんが、問題は全日空機側とF86F側のどことどこが触れたのかということであります。先ほどお話の中に、左の第一エンジンの部分、それ以外は復元ということばでも何だがというお話がありましたが、ほぼそういう形ができている。そこで、当初この事故が起きましたときには、二番機が、全日空機側の右側にいたとか、あるいは左側であったとかというような、いろいろ見方が狂いました。
こういう体制がこういう事故をどういうようにして引き起こしたかということについて政治はどのような責任を負うべきであるか、こういう立場での明確な見解というものが、たとえばあの日、全日空機側のほうがわずかにスピードが早かったとか、うしろからぶち当たったなどという、まるでタクシーとバスがぶつかったのと同じような議論をなさる。
今日、防衛庁長官にその点でお伺いいたしたいけれども、後ほどまた必要があれば運輸省側からも御答弁いただくが、一体さきに行なわれた防衛庁幹部への処置というものは、従来防衛庁側がなされていた、これは自衛隊側の引き起こした事故であるという立場をお取りになるのか、あるいはまた、その中に若干全日空機側にも責任ありということをどこかに持たれているのか、あるいはまた、言うまでもないことではありましょうけれども、そうした
○上田哲君 私が伺いたいことは、いま防衛庁側が事件発生の当初から今日までの経過の中で、全日空機側にも、当初考えられていたよりも感覚的にも実証的にも責任ありというような心証を強めておられるかどうかということが一つです。
たとえば自衛隊の訓練空域というものの性質がどういうものであるか、あるいは法律的にどういうふうに理解すべきものであるかというふうな問題、あるいは飛行機にとりまして、両方が見張りをするということは非常に重要なことでございますけれども、その見張りはどのようにして行なわれておったか、それから、あるいは見張りについて、全日空機側の見張りというものはどの程度可能であろうか、そういうふうなことの鑑定なり、関係者なりそういう
総理のおことばを聞いていると、いかにも全日空機側にも責任がある、こういう言い方に聞こえてくる。時間がないのでありますから、総理はイエスかノーかを明確にお答えをいただくように委員長からお願いをしたいが、私は一〇〇%今回の事故は自衛隊機によるものであると申し上げておる。総理は、スピードが違うなどとは、まことにこれは不勉強、あるいは作為的であります。なるほど全日空機とF86Fはマッハ〇・二ほど違います。
ひとつ基本的に伺っておきますけれども、この事故こそは、単に二つの飛行機が同様の責任を分かち合いながら空中で衝突をしたというのではなくして、自衛隊機が、通常に運航されている民間定期航空路に、同じ高度で、しかも許されていない角度で、その他もろもろのあるべきでない理由によって侵入をして、一方的に引き起こした事故である、全日空機側には責任はないのであるということをお認めになりますか。これは防衛庁長官。