1953-11-06 第17回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号 というのは、個人の小資本の金貸しがやつている、たとえて近い例を申し上げますと、私がやめました後に小坂という全国質屋組合長が、井関さん、退職賜金をたくさんもらつたでしようが、私のところで月四分で預かつてあげますと言う。そういう零細企業の金融は資金源を持つていない。銀行から金を貸してくれません。どういうところから金を得ておるかと申しますと、親戚、友人、知人あたりの金を預かつてやつておるわけであります。 井関孝雄