2010-05-14 第174回国会 参議院 決算委員会 第9号
○国務大臣(川端達夫君) 小中学校はいわゆる義務教育ということで、希望する者は全員公立で受け入れるということを基本にしております、義務教育ということで。高校の場合はそうではありませんので、義務教育と義務教育でない部分は違いがあるというふうに思います。
○国務大臣(川端達夫君) 小中学校はいわゆる義務教育ということで、希望する者は全員公立で受け入れるということを基本にしております、義務教育ということで。高校の場合はそうではありませんので、義務教育と義務教育でない部分は違いがあるというふうに思います。
じゃ、そういう学びたい人が今度は公立か私立かというふうな選択を迫られたときに、すべて、例えば国が公立を用意しておけば、国民、学生は一銭も負担をしなくてもいいという結果になるわけですから、ところが、実はそうではなくて、全員公立で吸収できるようにはなっていないですね、現状が。
義務教育化してきたんだということから、高等学校への進学希望者を、全員、公立高校に受け入れなければならないんだというような錯覚を、地方教育行政機関が持ち始めるんじゃないだろうかという心配を抱くのでございます。そういう錯覚におちいらないような強い文部当局の指導、助言が今日必要ではなかろうか、かように考えております。