1980-04-01 第91回国会 参議院 予算委員会第一分科会 第3号
はっきり言いますと、鹿児島あたりは入管事務所長みずからが、おれの役所はなくなってしまうんだというようなことを盛んに言ったので、それで関係者の方々が、これは廊下で出会った覚えはないんです、電話がかかってきた。
はっきり言いますと、鹿児島あたりは入管事務所長みずからが、おれの役所はなくなってしまうんだというようなことを盛んに言ったので、それで関係者の方々が、これは廊下で出会った覚えはないんです、電話がかかってきた。
○野田哲君 去る五月の四日、予算委員会におきまして、私は法務省の出入国管理の業務が特定の団体あるいは企業と癒着をしている疑惑がある、その一例として元横浜入管事務所長高木民司氏の退職後の就職についての疑義をただしてきました。
私が指摘をしたいのは、法務省において横浜入管事務所長をやっていた高木民司、ここにその会社の登記簿がありますけれども、この秘苑の代表取締役というポストに、法務省を退職した後就任をしているわけであります。法務省の出入国管理の実務の責任ある地位にあった職員が、退職後このような疑いを数々持たれている企業の代表取締役に就任をしている。
それから、もう時間がだいぶおそくなりましたので、未承認国からの入国問題については、きのう田中法務大臣が全国の入管事務所長会議で、未承認国からわが国への入国については積極的に取り組むようにという御指示をなさったようでして、これは従来の政府の態度からすると大きな転換ではないかと思います。私たちは、この大臣の御見解を心から歓迎をし、ぜひ今後もやっていただきたいと思うのであります。
そういった意味で、二月二十六日に局長命で全国の入管事務所長、収容所長あてにそういった出入国法案をめぐるいろんな動向についての情報を集めるように指示いたしまして、それに基づきまして、本件渡辺警守も名古屋入管事務所長の命を受けてこういった方面の調査に当たったというわけでございます。
そこで、伊関局長並びに勝野局長につきましても、法務大臣の方から外務大臣に一応の事件の内容を通報はしておるのでございますが、当時みな外務省の方に帰っておりましたので、どういう処分が行なわれているか、必ずしも明瞭でないのでございますが、局長と東京入管事務所長との関係につきまして、そういうふうな考え方から監督責任の追及の仕方が多少違っておるのではないかというふうに考えられます。