1969-06-24 第61回国会 衆議院 内閣委員会 第35号
「希望者には自衛隊除隊者入社案内を送ります。」「日産自動車株式会社雇用対策本部」とちゃんと出ているのだ。あんまりひど過ぎるんじゃないか。あなたは都会の人を、そのときそのところのしかるべき方法によって集めると言うけれども、こんな、まるでこれは産軍複合体の見本みたいなものですよ。どうなんです、こういうことは。長官、どうお思いになりますかこれは。
「希望者には自衛隊除隊者入社案内を送ります。」「日産自動車株式会社雇用対策本部」とちゃんと出ているのだ。あんまりひど過ぎるんじゃないか。あなたは都会の人を、そのときそのところのしかるべき方法によって集めると言うけれども、こんな、まるでこれは産軍複合体の見本みたいなものですよ。どうなんです、こういうことは。長官、どうお思いになりますかこれは。
静岡鉄道の入社案内を見てごらんなさい。ちゃんとそういうことは書いてあるんだ。それで、この謝礼の問題、あるいは自衛隊の静岡地方連絡部とどういう申し合わせになっておるか、これは早急に調べて、ひとつ資料として御提出いただきたい。
○戸田菊雄君 それで、あなたのほうで、「入社案内」という川岸工業株式会社の印刷のものが発行されているわけですがね、この中身をずっと読みますと、いま川岸本社、その会社の直轄をする各種工場というものが幾つあって、どこにありますか、それをちょっと説明してください。
そうしますと、この入社案内の内容というものはこれはうそですね。これはどうなんです。
○参考人(工藤栄君) その入社案内は、それはいつごろのものか知らぬが、いま言うとおりそれはわが社が間違っておりましたということで、何かの監督署から指令を受けて一ぺんそれは取りやめたと思います。だから、その入社案内はずっと古いものではございませんでしょうか。
まず、川岸工業の入社案内書と有価証券報告書では、従業員の数に食い違いが大きいのであります。有価証券報告書の四十二年九月三十日の報告書を見ますと、従業員は二百十二名と、こうなっておるわけです。ところが、入社案内では二千三百五十名いると、十倍以上の開きがあるわけであります。