1976-03-03 第77回国会 衆議院 外務委員会 第2号
○正森委員 いま伺いますと、相手国の政情不安のためにこういうようになったととれるような答弁でございましたが、実はそうではないので、そもそも行ったときの入植地域がそういうとんでもないところだったから、だから十分に移住を完了することができなかったというのが訴えなんです。だから、その点が非常に重大だと私は思うのです。
○正森委員 いま伺いますと、相手国の政情不安のためにこういうようになったととれるような答弁でございましたが、実はそうではないので、そもそも行ったときの入植地域がそういうとんでもないところだったから、だから十分に移住を完了することができなかったというのが訴えなんです。だから、その点が非常に重大だと私は思うのです。
四十七年から四十九年末まで、その中で不良ロッテがかなりたくさんあるようでございますけれども、この不良ロッテの数と入植地域名、これを明示していただきたい。
○小沼政府委員 戦後の緊急開拓以降、入植地域については、御承知のとおり、非常に土地条件に差がございまして、北海道の重粘地帯の入植地もございますし、また静岡県の富士山ろくのような条件の恵まれた地域もございます。
私が全拓連からたびたび聴取したところによりますと、やはり入植地域につきましては、百聞一見にしかずといいますか、現地を見て、そして開拓入植についての判断をする、あるいは理解を深めるということが一番適切な方法であろうというように——行った人の意向もそのようである、こういうふうに聞いておるわけでありまして、私といたしましては、現地における認識を深める意味におけるある程度の効果としては、十分目的を達しておるのではなかろうか
従って、海岸地帯の開拓入植地域の被害はあまりにもむざんであり、いまだに田畑には海水が充満して、その復旧に要する時日もはかり知れないものがあります。防潮工事を復旧にとどめず、すみやかに改修することはもちろんのこと、これらの入植者に対しましては、全額国庫補助の救済措置をとってほしいとの要望は切実なるものがあります。
ですから、入植地域内において水利が十分活用できるというような条件がある場合においては、やはり積極的にその地区内における造田計画等が一部進んで、たといそれが小規模の開田であって農家の自家飯米を充足する程度であっても、これがなるかならぬかということについては、経営の将来においても非常な大きな決定的なものをそこからもたらすと私は考えておるわけです。